【動画】BMWの超限定新型「Mカー（3.0CSL）」がニュルを走行する姿が目撃される！M4CSLベースといえどその印象は大きく異る

｜ 現時点ではナゾだらけ、しかしBMW史上に残るクルマとなるのは間違いない ｜

キドニーグリルが大きくなかったことがむしろ衝撃

さて、BMWは「8500万円のMモデル」としてウワサされる3.0CSLオマージュの発表を控えていますが、今回そのプロトタイプがニュルブルクリンクを走行する姿を収めた動画が公開に。

この新しいMモデルについては現在わかっていることはさほど多くはなく、発表されたばかりの「M4CSL」がベースになるであろうということ以外はほぼナゾに包まれていて、その名称、限定台数、出力、駆動方式、トランスミッション、価格などは推測の域を出ない状態です。

その姿はややレトロ、モータースポーツにインスパイアされた姿に？

この新型Mモデルについてはすでにティーザー画像が公開されているものの、やはりその姿がすべて判明しているわけではなく、しかし専用のフロントバンパーにフロントフェンダー、ヘッドライト、（驚くべきことに小さくなった）キドニーグリル、ルーフにはスポイラー、そして膨らんだリアフェンダーとそれに結合されたリアウイングを持つことがわかります。

もちろんこれらは1971年に登場したBMW 3.0CSL、そしてその後2014年に発表された3.0CSLオマージュに見られる特徴を再現したものだということになりますが、想像していたよりも3.0CSLオマージュに近いという印象も。

新型Mカーの製造は「ハンドメイド」

そしてこの新型Mカーについてはハンドメイドにて製造されると言われ、ボディパネルはカーボンファイバー、搭載されるエンジンはM4 CSLの550馬力から560馬力へ（600馬力説もある）、そして駆動輪は後輪のみ、トランスミッションはマニュアルのみ、と見られます。

そしてもちろんCSL（クーペ、スポーツ、ライト）の名にふさわしく軽量化が図られてM4CSLよりもさらに軽くなるといい、非常にシンプルで余分なものがついていないクルマになる、とも。

そしておそらく、こういった「余分なものがない」ということについては、軽量化はもちろんのこと「今後長きに渡って価値を残せるよう」時代に左右されないクルマであること、そしてアナログっぽさを意識したんじゃないかと考えています。

販売方法についても今のところ不明ではあるものの、50台のみ限定（すでに完売済み）、期間限定（BMW M社50周年の今年のみ）受注という説もあり、とにかく続報を待つしか無さそうですね。

ちなみに動画では「M3 CSL」と思われるプロトタイプほか、いくつかのBMWの試作車が走行する様子を収めています。

BMW 3.0CSLがニュルブルクリンクを走行する動画はこちら

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参照：statesidesupercars