マセラティMC20、アストンマーティンDBX707・・・。ハイパフォーマンスカーの試乗車が続々配備中。ちょっとの間は試乗で忙しくなりそうだ

｜ まさかマセラティMC20の試乗車が出てくるとは思わなかった ｜

現在登場するクルマはいずれも次世代を担うモデルばかりであり、ここでその考え方には触れておかねばなるまい

さて、ここ最近になって様々なことが正常に動き始め、ちょっと前に発表された欧州ハイパフォーマンスカーも続々と日本へ入ってきているもよう。

よって各自動車メーカー、各ディーラーともに試乗会等を積極的に開催している状態ですが、フェラーリだと296GTB、アストンマーティンではDBX707、マセラティではMC20の試乗イベントも。

ちなみにDX707はSUVではもっとも高い出力を持つという究極のDBXであり、その価格は3119万円に設定されていて、こういったクルマの試乗車までもが出てくるというのはちょっとびっくりです（大阪だと八光さんが用意している）。

マセラティMC20の試乗車も登場

さらにはマセラティにとって久方ぶりのスーパーカーであるMCについても（やはり八光さんが）試乗車を用意しており、こちらについても「まさか試乗車が出てくるとは・・・」と驚かされているわけですね。

なお、マセラティのここ最近の客層とMC20を購入するであろう客層とはけっこうな乖離があるものと思われ、そしてMC20そのものも「それほど（ほかのマセラティほど）数が出る」ことを期待しているクルマではないと認識していますが、それでも試乗車を用意するのは「積極的にこのMC20を売ってゆきたい」、そして「ほかのスーパーカーメーカーのオーナーを獲得したい」という強い意志のあらわれなのかもしれません。

とくにこのMC20はぼくにとっても強い興味を掻き立てられるクルマではありますが、8月中旬以降に試乗の予定となっています。

ここ最近のハイパフォーマンスカーブランドは「新規客」優先

ちなみにですが、ここ最近のハイパフォーマンスカーメーカー、スーパーカーメーカーについてはこれまでとちょっと変わった動きが出ていて、それは「新規客優先」の傾向が強くなっている、ということ。

これまで新型車が登場し試乗車が配備されると「既存客」に試乗の案内を行うことが多かったかと思いますが、最近だと「新規客限定」にて試乗を行う例が多く、これはもちろんメーカー側の指示なのだと思われます。

当然ながら、これは「ほかブランドのオーナーに、（ほかブランドから）自社のブランドのクルマへと乗り換えてもらう」「ほかブランドのオーナーに、自社ブランドのクルマを増車してもらう」という意図なのだと思われ、文字通りハイパフォーマンスカー市場が戦国時代に突入したことを意味する事象なのかもしれません（ただ、ハイパフォーマンスカーオーナーの多くは、複数台所有する財力を持っている人がほとんどなので、客の取り合いにはならないのかもしれない）。

ここ最近だとこんなクルマに乗ってみたい

参考までに、ここ最近でぼくが興味のある、試乗してみたいと思うクルマについて、やはりアストンマーティンDBX707、マセラティMC20、BMW iX、BMW i7 / 7シリーズ、メルセデス・ベンツSL、マクラーレン・アルトゥーラ、ランボルギーニ・ウラカンSTO / ウラカン・テクニカ / ウラカン・ステラート、アウディQ4 e-tron、トヨタbZ4X、トヨタ・クラウンあたり。

中にはまだまだ生産がなされないであろうクルマもありますが、これらについては機会を見つけてステアリングホイールを握ってみたいと考えています。

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