いかにもシンガーらしい仕様をもつポルシェ911のレストモッド「テネシー・コミッション」登場！ネイビーにオレンジのアクセント

｜　シンガーの特徴的なディティールがほぼ「全部入り」　｜

エクステリアはネイビーにオレンジ、インテリアは逆に「オレンジにネイビー」

さて、精力的にポルシェ911のレストモッドを公開し続けるシンガー・ビークル・デザイン。

その中にはシンガーにしては珍しい仕様を持つ仕様、もしくはそうではない仕様を持つ個体も。

ただし全般的には「いずれも近い仕様」に集約されているので、シンガー・ヴィークル・デザインにカスタムを依頼する顧客の趣味がほぼ一致しているのか、もしくはシンガー・ヴィークル・デザインがそのイメージに反する依頼を受けないのかもしれません（ブランドイメージを守るためには重要である）。

シンガー・ポルシェ911「テネシー・コミッション」はこんな仕様を持っている

そして今回シンガー・ヴィークル・デザインが公開した最新のレストモッドが「テネシー・コミッション」。

これはダークブルーのボディカラーにゴーストストライプ、ディープオレンジの「PORSCHE」文字、センター給油口、外付けオイルフィラーキャップという、じつにシンガー・ヴィークル・デザインらしいディティールを持つクルマです。

ヘッドライトベゼル、ランプ類のトリム、ドアミラー、ドアハンドル、ウインドウモールなどはマットチタン仕上げとなっており、センター2本出しエキゾーストシステムは材質そのものがチタン製。

リアデッキにはディープオレンジで「PORSCHE」文字、そして金属により「Singer」のバッジも。

ホイールはおなじみフックススタイルを採用します（おそらくはマグネシウム製）。

エンジンフードのルーバーもマットチタン仕上げ、そして誇らしげに「4.0」バッジが輝きます。

搭載されるエンジンは4リッター仕様の空冷フラットシックスですが、これもやはりマットチタン仕上げのエアクリーナーボックスを持ち、リアバルクヘッドにはアラバスターステッチ入りのレザーが貼られています。

シンガー・ポルシェ911「テネシー・コミッション」の内装はこうなっている

そしてこちらはシンガー・ポルシェ911「テネシー・コミッション」のインテリア。

ブラックとオレンジという刺激的な組み合わせを持っていて、エアコン吹き出し口のルーバーもオレンジというちょっとユニークなスペックです。

メーターリングはブラック、タコメーターのみ文字盤がオレンジ、そしてステアリング・ホイールのスポークやペダル類はブラックに。

シートは軽量トラック（サーキット）シート、そしてシートバックやトランスミッショントンネルはブラック。

シートやドア内張り、ダッシュボードには編み込みレザーが使用されていますが・・・。

オレンジの表革とスウェード、ネイビーを使用した編み込み、そしてシルバーのグロメットが装着されています。

トランスミッションは6速マニュアル、シフトノブは樹脂製です。

リアシートの座面も編み込みレザー、そして周囲のパネルはボディカラー同色。

シートバックにはクッションが使用され、これはロールバーにシュロス製のハーネスとともに取り付けられています。

ロールバーも装備される本気仕様、そしてロールバーにはレザーが巻かれホワイトステッチが施されているようですね。

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参照：Singer Vehicle Design（Facebook）