映画「グランツーリスモ」が日産R35 GT-Rとともに撮影開始！GTアカデミーへの参戦と勝利、そしてレーシングドライバーとしての成長が描かれることに

｜　グランツーリスモだけに派手なスタントやカーチェイスはおそらく描かれず、ヒューマンドラマが中心になるものと思われる　｜

そしてもちろん、日産以外にも多くの自動車メーカーがスポンサーとして名を連ねることになりそうだ

さて、ソニー・ピクチャーズが映画「グランツーリスモ」の撮影を開始した、と公式ツイッターへ投稿。

これは言うまでもなくゲームの「グランツーリスモ」を映画化したもので、9月下旬から制作が開始され、公開は2023年8月11日を予定しています。

そして今回公開された画像を見ると、4台のR35 GT-R NISMOが並んでいる様子がわかりますが、ストーリーとしては「10代の若いビデオゲームプレイヤーが、日産がスポンサーについたEスポーツの大会で優勝した後、プロのレーシングカードライバーになる」というものだとアナウンスされています。

要は「グランツーリスモ」プレイヤーのゲームスキルを現実の世界に反映させ、プロドライバーとなることを支援する、ソニー（SCE）と日産が運営するGTアカデミー（ルーカス・オルドネスは実際に2011年のル・マン24時間レースで表彰台を獲得している）の映画化と言って良さそう。

なお、GTアカデミーは日産が主催するニッサン・ドライバー・デベロップメント・アカデミー（NDDP）とも提携しており、今回の映画では日産が全面的にバックアップを行うことになるのかもしれませんね。

制作陣、俳優には豪華メンバーが揃う

なお、映画「グランツーリスモ」はソニー・ピクチャーズがかなり力を入れていると見え、監督を務めるのは「第9地区」「エリジウム」のニール・ブロムカンプ。

グランツーリスモシリーズの生みの親である山内一典氏がエグゼクティブプロデューサーを務め、脚本を担当するのは「アメリカン・スナイパー」「キング・リチャード」で有名なジェイソン・ホールとザック・ベイリンだとアナウンスされています。

出演するのは「ストレンジャー・シングス」で有名なデヴィッド・ハーバーが筆頭に挙げられ、これは主人公の少年のコーチ役なのだそう。

David Harbour Set to Star in ‘Gran Turismo’ for Sony and PlayStation (Exclusive) https://t.co/Ul9qvyf9FF

— The Hollywood Reporter (@THR) September 14, 2022

さらにはオーランド・ブルームとダレン・バーネットが出演することも明らかになっています。

#GranTurismo is in full bloom.

Orlando Bloom is the latest to put his keys in the ignition for the Sony feature adaptation of the best-selling racing video game https://t.co/E4KSmomtOD pic.twitter.com/uhCMEBA4Co

— The Hollywood Reporter (@THR) September 16, 2022

なお、SCEは豊富なゲームコンテンツを持っており、すでに「アンチャーテッド」を映画化し、「ツイステッド・メタル」のTVシリーズも制作中ですが、ひところのように「コミックやアニメの実写化」ブームが終了した後は「ゲームの実写化」、そしてホットウィールやバービーのように「玩具の実写化」がひとつのブームとなるのかもしれませんね。

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参照：Sony Pictures, Gran Turismo