| RX100-M6は「サブのサブ」として活用予定 |
主には普段のダラ撮り用、そして旅行時に使用することに
さて、ソニーのデジタルカメラ、DSC-100RX M6を購入。
現在RX100シリーズの最新モデルはM7で、このM6はすでに生産終了となっているために(在庫をもっているところは)在庫処分価格にて販売しており、比較的安価に購入することが可能です。
この「RX100」シリーズはコンパクトデジカメながらも「大型(1.0型)センサー」を採用したことで大きな話題を呼び、コンパクトデジカメに革命を起こしたと言ってもいいモデルですが、2012年の発売から現在に至るまで7つのモデル(M7まで)が発売されているわけですね。
ちなみにM6からM7への変更内容はセンサーとオートフォーカスの小変更、手ブレ補正方式のアップデートくらいにとどまっていて基本機能や性能はほぼ同じ。
参考までに、ぼくはデジカメについて「ひとつ型遅れのモデルを、在庫処分価格にて入手し、適度に買い替えてゆく」のがもっとも賢い方法なんじゃないかとも考えています。
なお、ぼくはこれまでRX100だと初代そしてM3を使用したことがあり、RXシリーズではRX1、RX0を使用したことがあり、比較的RXシリーズには馴染みがあると言ってよいかと思います。
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現在ボクはこんなカメラを使用している
そこでなぜこのRX100 M6を購入したのかについてですが、用途としては「サブのサブ」カメラとして。
現在ぼくは(静止画だと)メインでキャノン EOS 5D Mark IV、サブでライカQ、そのサブでライカD-LUXを使用しています。
それぞれ用途が異なっていて、EOS 5D Mark IVは「撮影する時間をゆっくり取れて、持ち運びが可能なとき」に使用しており、というのもサイズが大きく重く、そのため周囲にも圧迫感を与えることになり、かつ複数レンズを使い分けるのでどうしても持ち運びの際には大きなケースを用いることに。
よってクルマで持ち運びができ、周囲を気にする必要がないときにしか持ち出さないのが現状です(下の画像はEOS 5D Mark IVで撮影したもの)。
そのため、もっとカジュアルに撮れるカメラということで日常的に使用しているのがライカQ。
これはソニーRX1からのスイッチとなりますが、今までぼくが所有したどのカメラよりも多くの枚数を撮影したのは(数えるまでもなく)間違いのない1台であり、今後も壊れて修理できなくなるまでは使用し続けるだろうと考えています(下の画像はライカQで撮ったもの)。
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なぜSONY RX100 M6を購入?
じゃあなんで今回RX100 M6を購入したのかということですが、ずいぶん気に入っているライカQにもいくつかの弱点があるためで、その弱点を補うための1台がこのRX100 M6。
ぼくの考えるライカQの弱点とは「ズームがない」「動画のピント合わせが苦手」「片手でサクっと撮ることが難しい」「サイズが大きい」「USB給電ができない」。
これらについて、撮影環境や手荷物に余裕があるときはいいのですが(つまりライカQのも”しっかり”構えて撮るカメラである)、たとえば急いでいるとき、旅行時などにはやや不便を感じることも。
被写体との距離を自分で調節することができずにズームがほしいと思う時もあり、片手で(レンズキャップを外す必要があるライカQとは異なり)カメラのON/OFFとレンズオープンができたり、必要なときにさっと取り出すことができたり、出先や移動中のクルマの中でも(USB経由で)充電できたり、荷物のカサを減らすことができたり(ライカQのバッテリー充電には専用の充電器が必要)ということを鑑みるに、ライカQの画質を捨ててでも”シャッターチャンスを優先して”コンパクトな別のカメラが必要だと考えたわけですね。※その意味では、「いいカメラ」というのは状況と用途によって変わる
そしてまず購入したのがライカD-LUX 7なのですが、これはライカQを使用したことによりライカブランドに帰属意識が発生したためで、ライカQのサブとして使用するにはちょうどいいかも、と考えたわけですね。
実際のところ、これは「軽量コンパクト」「片手で撮影できる」「動画のピントも合いやすい」「USB給電可能」というライカQの弱点を克服したカメラです。
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ただ、なんとなく画像が平坦というかなんというか、はっきり言うと「写真に品格が感じられないよう」に思われ、こちらはライカD-LUX 7で撮影したもの(ライカD-LUX 7の中身は基本的にパナソニックのOEMである)。
こちらはライカQ。
参考までにこちらはRX1。
そしてまたライカD-LUX 7。
なんというか、茶色いものがあまり美味しそうに見えないわけですね。
こちらはライカQ。
やっぱりこちらのほうが「素材の美味しさ」までもが伝わってくるように感じます。
こちらはライカD-LUX 7。
カメラの設定にもよるものの、光が強調されすぎていて、このギラギラした感じが品格を損なっているのかも。
https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/52602307330/in/album-72177720304921424/こちらはライカQ。
主観でしか無いものの、やっぱり上品な感じ。
こちらはライカD-LUX 7。
やっぱり光の描写が過剰かも。
ライカQだとこう。
現在まだRX100 M6にて色々なものを撮り比べたわけではありませんが、これまでの経験からするとD-LUX 7よりは繊細で芸術的な写真が撮れるものと期待していて、さらにD-LUX 7よりもコンパクト、そして起動や記録が早く(これはSONYのデジカメ似共通する美点である)、暗所に強い(これもSONYのデジカメに共通。キャバクラ向けだと言われる)という利点を存分に生かした撮影ができればと考えています。
ちなみにファインダーやフラッシュを展開するとこう。
沈胴式レンズも同様ですが、ここまでの可動パーツをこの小さなボディに収納できるのはソニーをおいて他にないかもしれません(おまけに液晶もバリアングル式である)。
ストラップはぼくがずっと愛用するカーボン製のリング(Deff製)。
参考までに猫さんをライカQで撮るとこう。
ソニーDSC-RX100 M6だとこんな感じ。
キャノン 5D Mark IVだと、やはり圧迫感があるのか猫さんが恐がって逃げてしまい撮影できず。
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