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さっそく使ってみた超高額カメラ、「ライカQ」。60万円の価値があるかどうか見てみよう

2018/07/15

| ライカQを使ってみた |

さて、先日購入した高額デジタルカメラ、ライカQ。
ちょっとだけですが使ってみたのでその感想を述べてみたいと思います。
ぼくは日本のカメラーメーカー以外の製品を使用するのははじめてで、当然ではあるものの「日本のカメラとはずいぶん違う」というのがその第一印象。

ライカQは高品質なつくりとチープな作りが同居していた

「日本のカメラと違う」というのはいい面もあり、またそうでない面もあり、やはりモノづくりに対する考え方はドイツと日本とではかなり異なるようです(トヨタがスープラをBMWと共同開発するのに大きなギャップを感じたのもよく理解できる)。

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ライカQのボディ本体はマグネシウム、カメラ上部はアルミ削り出し。
全体的に「フラッシュサーフェス」を意識したデザインになっていますね。

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ただ、加工品質や段差というところではSONY DSC-RX1もこれに劣るものではなく、加工品質に限っていえば、異なるプロダクトではありますが、iphoneのほうが(中国製なのに)かなり品質が高い、と思います。※スピーカー部のホールやSIMカードスロットあたりの加工品質は驚異的

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ライカQのバッテリー/SDカード挿入口の蓋はレバーをスライドさせて開閉(いかにもカメラっぽい、という雰囲気)。
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バッテリー、メモリーカードを入れるスロットはかなり安っぽい印象が否めず、1万円以下のデジカメ?という印象です。

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バッテリーを押さえておくスプリングはちょっと頼りなく、実際にバッテリーを入れてもちょっとガタがあるほど。

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反面、レンズフードはアルミ製(削り出しかもしれない)。
お金のかかっているところとそうでないところをどういった基準で分けているのか良くわからないカメラですね。

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レンズキャップもアルミ製(高そう)。

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レンズキャップ裏はベルベットのような素材が貼られています。
未だかつてここまでお金のかかったレンズキャップは見たことがなく、反面上述のようなバッテリースロットの安っぽさも同居していて、なんとも面白いカメラですね。

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なお、ぼくが問題視しているのがこの充電器。
SONY DCS-RX1だったらUSBケーブル一本を持ち運べばいいものを、ライカQの場合は充電器と電源ケーブルとを持ち運ぶ必要があるわけです(ただしこれは事前に把握していたので、許容するしかない)。
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ライカQで写した写真はこんな感じ

こちらはライカQで写したアウディTT。
やはりその描写力は驚くべきものがある、と思います。
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ジーンズの生地感もしっかり再現。
キャノン、ソニーとはかなり異なる味付けで、ソリッドかつシャープな印象。
ぼくの経験上だとリコー、シグマ、ニコンに近いという感覚ですが、けっこう好き嫌いが別れる画質かもしれません。
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再現性には優れるものの、ちょっと立体感に欠ける感じ?
ふだん(柔らかい表現力を持つ)キャノンのカメラ/レンズを使っている人にはちょっと違和感があるかもしれませんね。
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こちらはホンダNSX。
黒いものはやたらと美しく撮れるようですね。

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まだまだライカQを様々な場面で使ってみないと判断は難しいとは思いますが、現時点では「SONY DSC-RX1のほうがコストパフォーマンスにおいてはかなり優れるのではないか」と考えています。
そのほかライカQで撮影した画像についてはFacebookのアルバムに保存中。

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