| まだまだ「実際に採用されるかどうかわからない」パーツが多いが、バカげたデザインこそがサイバートラックの売り物でもある |
ボクとしては、ぜひこのままで発売して欲しいものだが
さて、テスラは先日カリフォルニアのパロアルトに設立した新しいテクノロジーセンターにてサイバートラックを公開していますが、3月1日にギガ・テキサスにて開催されたインベスター・デイにおいてもサイバートラックを展示しており、そのディティールが参加者によって明らかにされています。
SNSへと公開されたサイバートラックの画像の中には、インテリア、トノカバー、ガラスルーフ、タイヤ/ホイールを示すものなどがありますが、今までにわからなかった仕様も明らかになっており、これらがどこまで再現されるのかということには注目が集まります。
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現段階ではまだまだ市販モデルに遠いとは思われるが
今回公開された一連の画像を見てみると、ボディパネルにはギャップが多く見られ、もちろん市販モデルではしっかり調整されるとは思われるものの、「自動車の素材としては非常に扱いづらい」とされるステンレスだけに、どこまでテスラが対応できるのかはちょっとナゾ(弾力が強く、復元力も強いのでプレス加工が難しく、チリを合わせることが困難)。
ただしこの未塗装のステンレスボディはサイバートラックの特徴のひとつなので、テスラとしてはこれを「市販モデルでは採用しない」というわけにはゆかず、よって何らかの手段でこの難しい素材を手なづけてきそうです。
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そしてタイヤとホイールも一般の市販車とは全く異なるもので、展示されている車両を見るにタイヤはサイバートラックの専用設計。
しかしそうなるとコストが高くなったり、消費者が交換を行う際の費用負担も大きくなるため、実際に専用に設計されたタイヤが装着されるかどうかは現時点ではなんとも判断できず、そしてタイヤと同じく独特なデザインを持つホイールカバーの採用も「わからない」ところです。
ちなみにホイールカバーは空力性能を向上させるには有用ではありますが、ブレーキシステムの放熱性能に関してはマイナスに働くこともあり、しかしEVだとモーターの回生によるブレーキングを使用できるため、ガソリン車の採用する摩擦ブレーキほどは熱にシビアではないのかもしれません。
なお、サイバートラック最大の魅力は「そのぶっ飛んだデザイン」にあり、消費者は「安価なEV」を求めているわけではないと思われるので、たとえ価格が上昇したとしてもデザイン性を維持してほしいと多くの予約車が考えているものと想像でき、テスラ自身も「馬鹿げたクルマを作りたい」とコメントしているため、あらゆる問題よりもデザインを有線させてくるかもしれませんね。
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サイバートラックのインテリアのインテリアの細部が捉えられる
そして今回、もっとも直近に製造されたサイバートラックのインテリアが初めて画像に収められていますが、現時点では目新しい装備は見られず、おおよそ「想定の範囲」。
リアシートのクッションを跳ね上げることで2列目に縦長の収納を確保する仕組みは確認できるものの、これは、ホンダが "マジックシート "と呼ばれる同様の機能を採用していることから、まったく新しいアイデアというわけではなく、ここからなんらかのアイデアが組み込まれることを期待したいところですね(リビアンの持つ収納性が高く評価されていることを考慮すればなおさら)。
そのほか特徴的なガラスルーフも確認でき、しかしこれはサイドウインドウのように「防弾」かどうかについては説明がなされなかったようで、しかしここだけ「普通のガラス」というわけにもゆかないため、やはり防弾ガラスが採用されることになるのかも。
なお、気になる「収納式トノカバー(太陽電池が内蔵されるとも言われる)」については存在そのものが確認できておらず、もうちょっと先にならねばその仕組を知ることはできないのかもしれません。
テスラ・サイバートラックを紹介するツイッターへの投稿はこちら
More interior #CyberTruck shots pic.twitter.com/2MNRdg6Djb
— Matthew Donegan-Ryan (@MatthewDR) March 1, 2023
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