| いったいなぜ2台のフェラーリがこんな事になってしまったのか全く不明 |
そしてジャンプする様子は(失礼たけど)なんとなくユーモラス
さて、イタリアはアンコーナ県の町オシモにて、フェラーリ296GTBとフェラーリF12ベルリネッタとが重大なクラッシュを起こしてしまうという事件が発生。
詳細については現在検証中だそうですが、この2台が民家のフェンスに激突し、そのうちF12ベルリネッタが炎上してしまうという激しいものであり、しかし幸いにも死者はおらず、これらのフェラーリのドライバーは病院へと搬送されたものの、深刻な怪我はなかったと報じられています。
その事故はこうやって起こった
そこで今回の事故の内容を見てみたいと思いますが、これは複数カメラにて記録されており、およそ一部始終が明確になっています。
まずは画面左の方から赤いフェラーリ296GTBがやってきて・・・。
それを追いかけるように青いフェラーリF12ベルリネッタが登場。
フェラーリ296GTBはカーブを曲がりきれずに土手に乗り上げ・・・。
そのまま大きくジャンプしてフェンスに激突。
F12ベルリネッタもその後を追うようにしてジャンプ。
本人たちや被害を受けた民家の人たちにとっては大変な出来事であったかと思いますが、このジャンプの「間」、そして2台が順番に飛んでゆくところはなんとなく現実感に欠けけており、申し訳ないのですが「ちょっとユーモラス」と思ってしまったり。
動画を見る範囲では、「カーブを曲がりきれなかった」というよりも、そもそも曲がろうとせずにまっすぐに走っているようにも見え、このときドライバーたちがどう認識していたのかはちょっとナゾ。
ただし事故の度合いは小さくない
「これだけクルマが飛ぶ」ということは相当なスピードが出ていたことを意味していて、よってフェンスや2台のフェラーリの損傷度合いは非常に大きく、しかし衝突直後には目撃者たちによってドライバーたちが救出されています。
ドライバーたちはベルギー人とオランダ人の2人で、2人ともマルケ州に住む友人と休暇を過ごしていたとされますが、これらフェラーリがこの人たちの所有物であったのか、それともレンタカーであったのか等は判明しておらず、こちらも事故の詳細とともに究明にあたっているようですね。
ただ、その後にはフェラーリF12ベルリネッタが発火し・・・。
もうもうと炎上。
ただし事故直後には関係各所への通報が行われていて、よって即座にオシモ分遣隊とアンコーナ発電所の消防士が現場に駆けつけ、迅速に消火活動を行なったと報じられています。
こちらはフェラーリ296GTB。
あれだけの距離をジャンプしてコンクリートの(フェンスの)土台に直撃しており、その際に受けたフロントへの衝撃、さらにはバウンド時の車体底面からの衝撃などを考慮すると、再生することは難しいかもしれません。
こちらは消火後のフェラーリF12ベルリネッタ。
こちらは疑う余地もなく廃車確実。
フェラーリ296GTB、フェラーリF12ベルリネッタが相次ぎクラッシュする動画はこちら
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参照:Italy 24 News, SupercarsNews(Youtube), a1_garage(Instagram)