| テスラ・サイバートラックは今年7月に生産が開始される予定だが、今年の生産は「試験的」にとどまるもよう |
それでもまだサイバートラックの詳細は明かされておらず、なんらかのサプライズがあるのかも
さて、2019年末の発表以来、何度となく発売が延期されてきたテスラ「サイバートラック」ですが、イーロン・マスクCEOの公言通りであれば、今年7月には(信じられないが、あと数カ月後に)生産が開始されることになります。
つい先日には新しくオープンしたカリフォルニア州の研究室のオープンセレモニー、そしてギガ・テキサスにて開催れされたインベスター・デイにおいても実車が展示されているものの、この数日、カリフォルニア州にて頻繁にサイバートラックの試作車目撃例が相次ぎ報告されることに。
-
テスラのイベントにてサイバートラック最新プロトタイプが展示!その細部が明らかになるも、現段階ではボディパネルのギャップが大きいようだ
| まだまだ「実際に採用されるかどうかわからない」パーツが多いが、バカげたデザインこそがサイバートラックの売り物でもある | ボクとしては、ぜひこのままで発売して欲しいものだが さて、テスラは先日カリ ...
続きを見る
サイバートラックの回転半径は「驚くほど小さい」
カリフォルニア州を走るサイバートラックについては複数のツイッターアカウント、Youtubeチャンネルにてその画像や動画が公開されていますが、クイックな回頭性をテストしているもの、鋭い加速を見せるものなど内容は様々。
ただしそういった投稿の中でも目を引くのは4輪操舵を駆使して交差点をくるりと回るサイバートラックの動画で、イーロン・マスクCEOもこういった動画に直接コメントし、「サイバートラックの回転半径は(6メートルである)モデルYなみだとコメントしており、これが事実であれば驚くべき実用性を持っていると言えるかもしれません。
なお、サイバートラックは全長5.9メートルくらいの巨大なクルマですが、これが1メートル以上も短いモデルYと同じ、もしくはそれよりも小さい回転半径を持つというのはちょっと衝撃的。
投稿された動画を見ると、おそらくはステアリングの反応を見るためだと思われますが、車体を左右に振る様子も確認できます。
そして実際のところ、くるっとカーブを曲がるサイバートラックの姿も。
目に見えて後輪が大きく「切れて」いるわけではないようですが、それでもかなりコンパクトな孤を描いています。
まだまだ市販版サイバートラックのスペックはわからない
なお、生産開始があと数ヶ月に迫った現在であってもサイバートラックのスペックは公表されておらず、モーターのレイアウト、バッテリーサイズ、出力、一回の充電あたり航続距離、そしてもちろん価格も不明。
ボディサイズについても「ナゾ」のままで、一部では「コンセプトモデルよりも5%小さくなる」という意見も見られます。
-
テスラ・サイバートラックに「市販版は5%小さくなる」など新情報!イベントに招待された50人の個人投資家の一人が「もっとも詳しい情報を得た」としてSNSへ投稿
| そのほか内外装の仕様、オプションに至るまで詳細が語られる | ただし航続距離や価格については未だ明確な情報が得られない さて、テスラは先日株主をテキサスのギガファクトリーに招いて「インベスター・デ ...
続きを見る
ちなみにですが、これまでいくつか見られたドアミラー形状につき、最近目撃されたプロトタイプでは「三角」のものが多く、市販モデルではこの形状に落ち着くのかもしれません。
一方、ごく最近のプロトタイプに装着されていた「ワイパー」に関しては、最近の個体では装着がなされていないものが見られ、市販バージョンにはワイパーが装着されるのか、それともワイパーに代わるデバイスが装着されるのかも現時点では不明です。
直近で目撃されたテスラ・サイバートラックはこちら
LETS GO!!! @Tesla @elonmusk pic.twitter.com/Ijmn8mp963
— The Kilowatts 🚗⚡️ (@klwtts) March 28, 2023
Cybertruck cruisin by! @elonmusk I <3 U! pic.twitter.com/0hH4eJ7eqV
— Greggertruck (@greggertruck) March 27, 2023
合わせて読みたい、テスラ関連投稿
-
テスラの格付けが「ジャンク」から「投資適格」へと引き上げられる!一方で日産はジャンクへと引き下げ。なおテスラは1兆ドル企業で初、そして唯一のジャンク格付けだった
| テスラがこれでようやく「安定した自動車メーカー」として認められることに | テスラの株価はこの発表を受け6%弱上昇する さて、時価総額が1兆ドルを超える企業として、はじめてジャンク格付けされた最初 ...
続きを見る
-
テスラがヨーク型ステアリングを「丸形」に戻す逆オプションを発売→9万円という価格にも関わらず一瞬で完売。ヨーク型ステアリング採用はテスラの高等戦術だったのか
| 話題を呼んだこと、追随者を生んだことからその価値は大きく、さたには逆オプションによって利益を得ることも可能に | 近代において、「話題」こそが最強の武器である さて、テスラはモデルSとモデルXにヨ ...
続きを見る
-
テスラはパンドラの箱を開けてしまったのか?テスラの値下げによって中国の自動車市場が大混乱をきたし多くのメーカーが淘汰される可能性。現地団体も懸念を示す
| まさかテスラの値下げがこれほどまでのインパクトを与えるとは | そのため欧米メーカーのEVでは「中国で販売される車両価格のほうが本国よりもずっと安い」という逆転現象が発生 さて、テスラは昨年末から ...
続きを見る