フェラーリ296GTBがニュルを走行する姿が目撃される！カーメディアによるテストらしいが、どれくらいのタイムで走れるのかは気になるところ【動画】

｜　フェラーリはニュルブルクリンクのラップタイムを（公式には）公表していない　｜

よってニュルブルクリンクでの実力は謎のままである

さて、フェラーリ296GTBがニュルブルクリンクに登場。

この動画をYoutubeへと投稿したスパイフォトグラファーによると、これはドイツのカーメディア、Sport Autoがタイヤのテストを行うために持ち込んだものだとされており、ドライバーは同メディアの”ニュルブルクリンク・エキスパート”、クリスチャン・ゲッバート氏。

おそらくはタイヤテストの後にはニュルブルクリンクへのアタックを行うものと思われ、近日中にその成果（ラップタイム）が公開されることになるのかもしれません。

フェラーリは公式にニュルブルクリンクへの挑戦を行わないが

なお、フェラーリは「サーキットでの速さ」を追求するスポーツカーメーカーではあるものの、ニュルブルクリンクはじめサーキットを走行してタイム計測を行うことは行わず（もちろんテスト段階ではアタックを行っていると思われるが、その結果は公表されることがない。よってニュルブルクリンクを走ったフェラーリのタイムは基本的にメディアによる独自アタックによるものである）、この点はマクラーレンと同じであり、比較されることを極端に嫌う傾向があるようです。※自社のテストコース、フィオラノ・サーキットであればそのタイムを公表することもある

よって、他社製品との比較のためという企画の場合、フェラーリは広報車をカーメディアに貸し出さないこともあるそうですが、今回の動画を見るに、フェラーリのスタッフっぽい人もいて、フェラーリの協力のもとで今回の走行を行っているのかも。

車両の仕様としてはサーキット走行特化型オプション「アセット・フィオラノ・パッケージ」装着、そしてカーボンホイールが装着済み。

その後はニュルブルクリンクにコースインし・・・。

猛然とアタック。

時おり車体の挙動を崩すところまで追い込みますが、ここではわずかにフィッシュテールを起こします。

その後はハザードを点灯させてコンディションを整え・・・。

再び縁石の外に出るほどの猛烈なアタック。

動画を見る限りでは「限界ギリギリ」の走行を行っているように見え、しかし大きく姿勢を乱さず、クラッシュに陥らないのはさすがクリスチャン・ゲッバートといったところですね。

フェラーリがそれを許すかどうかはわからないものの、できればニュルブルクリンクをどれだけの数字で走ることができるのかを知りたいと思う人は少なくないかもしれません。

ちなみにですが、スーパーカーに装着されるタイヤについてはこのところいくつかの大きな動きがあって、これまでピレリのみをパートナーとしていたランボルギーニがブリヂストンへと切り替えを行っており、ミシュラン一辺倒だったフェラーリはピレリの採用をはじめるなど、その勢力図が変わりつつあるようです。

フェラーリ296GTBがニュルブルクリンクを「限界近く」で走行する動画はこちら

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参照：CarSpyMedia