| シンガー・ポルシェのレトロラインは受注停止、そろそろ納車も終わりに近づいているものと思われる |
この911カリフォルニア・コミッションはとびきりレトロなスタイルを持っている
さて、先日はポルシェ934/5をモチーフとしたワイルドなポルシェ911のレストモッドを公開して話題になったシンガー・ヴィークル・デザイン。
今回はクラシック路線の911レストモッド「カリフォルニア・コミッション」を公開しています。
画像を見るに「カリフォルニア」の名にふさわしい仕様を持っており、ボディカラーは明るいメタリックブルー、そしてメタル仕様のバンパレットに「PORSCHE」エンブレムを有するというヴィンテージ仕様。
フックススタイルのホイールはリムとディスク両方ともマットなチタンカラー仕上げとなり、ボディサイドにはゴースト仕様のストライプと「PORSCHE」文字が入ります。
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シンガー・ポルシェ911「カリフォルニア・コミッション」のインテリアはこうなっている
そしてこちらはシンガー・ポルシェ「カリフォルニア・コミッション」のインテリア。
外装とマッチした、いかにもカリフォルニアっぽい仕様だと言えるかもしれません、
メインカラーは「ボーン(つまり”骨”)」、そしてそこへブルーとオレンジを使用したウーブン(編み込み)レザーが使用されており、シートセンター、ドアインナーパネル、ダッシュボードにもこのウーブンレザー。
カーペットとマットはざっくりした質感を持つアイボールー、そしてペダルやステアリングホイールのスポークなど金属パーツの多くはブラックにて仕上げられています。
メーターは基本的にブラックですが、タコメーターのみの盤面がオレンジに彩られているようですね。
なお、こういった「ブルーとオレンジ」はカリフォルニアを象徴するカラーとして捉えられているのか、以前にも「カリフォルニアブルー」のブガッティ・シロンにオレンジのアクセント(バギュ・ドゥ・ルミエール)をペイントした例が紹介されていますね。
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なお、ダッシュボードの一部にはブルーだけではなく「ネイビー」も用いられているもよう。
搭載されるエンジンはシンガー・ヴィークル・デザインの(レトロラインにおける)トップレンジ「4リッター(空冷)フラットシックス」、トランスミッションは6速マニュアル、そして駆動輪は後輪のみだと紹介されています(シンガー・ヴィークル・デザインでは4WDの方にも対応している)。
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参照:Singer Vehicle Design(Facebook)