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メルセデス・ベンツが新型AMG GLC43/GLC63を発表。技術的な革新によってスポーティなドライビングパフォーマンスを実現し、GLC63では680馬力を発生

メルセデス・ベンツが新型AMG GLC43/GLC63を発表。技術的な革新によってスポーティなドライビングパフォーマンスを実現し、GLC63では680馬力を発生

| ここ最近のメルセデス・ベンツの新車攻勢には目をみはるものがある |

新型メルセデスAMG GLC43/GLC63は内外装のリフレッシュ、インフォテイメントシステムのリニューアルにて魅力アップ

さて、メルセデス・ベンツは先日(フェイスリフト版となる)新型GLCを発表していますが、今回はそのAMGバージョンを追加にて公開。

メルセデスAMG GLC43(オフィシャルフォトではブルーの個体)は2024年モデルとしてのリリースとなるものの、メルセデスAMG GLC63 S Eパフォーマンス(同マットブラック)については2025年モデルとなり、つまりは1年以上先の発売となるもよう。

【動画】メルセデス・ベンツが待望の新型GLCを発表!新世代の内外装デザインに洗練された走行性能と快適性を備える万能SUV。なお全車ハイブリッド
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メルセデスAMG GLC 43 4MATICはパフォーマンスだけではなく「快適性も向上」

まずメルセデスAMG GLC 43 4MATICに積まれるのは2.0リッター直列4気筒エンジン(421馬力/500Nm)、そしてベルト駆動スターター・ジェネレーター(BSG)によって10 kW(14馬力)の追加ブーストが短時間可能となるのは他モデルと同様で、GLC 43 4MATICの0-100km加速は4.8秒、最高速度は電子制御により250km/hに制限されています。

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この第2世代システムはマイルド・ハイブリッド(48ボルト・テクノロジー採用)として機能し、一時的なパワー・ブーストに加え、最大効率を実現するためのコースティング(グライディング・モード)や回生などの機能も担当し、アイドリングストップからの復帰(エンジン再スタート)の際にも振動が少なくなっているので快適性が増している、とのこと。

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なお、通常の(トルクをかけての)走行とグライディング・モードとの切り替えについても「体感上はわからない」と説明されており、この新型BSGは快適性の向上にも一役買っているようですね。。

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そのほか、メルセデスAMG GLC43にはリアアクスル・ステアリング、AMGライドコントロール・システムの一部としてのアダプティブ・ダンピング機能付きエアサスペンションが標準装備されています。

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ちなみにフロントバンパー下部左右のエアインテークのカバーは「スリーポインテッドスターではなくバー表示」。

現在メルセデス・ベンツブランド、マイバッハブランドについてはそれぞれのエンブレムがここに表示されているので、今後「AMG」についても独自の表現手法が考案され採用されることになるのかもしれません。

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メルセデスAMG GLC 63 S E PERFORMANCEはこんなクルマ

そしてこちらは上位モデルのメルセデスAMG GLC 63 S E パフォーマンス。

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搭載されるエンジンは(残念ながらV8エンジンは搭載されず)「世界でもっとパワフルな4気筒エンジン」であるM139、そして出力は476馬力とまりますが、これに永久励磁同期電動モーター、アファルターバッハ(AMGの本社)で開発された高性能バッテリーが組み合わせられて合計出力は驚異の680馬力に。

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トランスミッションは9Gトロニック(9速マルチクラッチトランスミッション)、駆動方式は全輪駆動(AMGパフォーマンス4MATIC+)、そして0-100km/h加速はわずか3.5秒、最高速は275km/h(こちらもリミッターによって制限される)というスペックを誇ります。

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なお、このトランスミッション(いわゆるスピードシフトMCTギアボックス)はE63など他のAMGモデルと同様、トルクコンバーターの代わりに湿式スタートオフクラッチを採用し、低速域でのスムーズな操作性とフルスロットルでの優れたレスポンスを両立している、とのこと。※トランスミッション、駆動システムはメルセデスAMG G43と同じものが装備される

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外観上だとGLC43、GLC63ともにパナメリカーナグリル、そしてアグレッシブなエアロキットが装着され、通常のメルセデス・ベンツGLCとは一線を画すことがわかりますね。

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リアウイングは「2段」構造。

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ただ、同じAMGモデルでもGLC43とGLC63とでも差別化が図られ、GLC43が丸みを帯びたツインテールパイプ、一方のGLC63は台形ルック。

ちなみに欧米のSUVはこんな感じで「タイヤが非常に太く」、しかし日本のSUVは細めのケースが多いようです。

最近だとトヨタが「径の大きな」タイヤを採用し始めているものの、太さに関しては(燃費に配慮したためか)欧米のSUVに比較して細いままであり、真後ろから見ると大きな差異を感じるところでもありますね。※太ければいいというものではないが、このあたりは設計思想や使用される環境の違いによって生じるものと思われる

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そしてGLC63では複雑化したネームバッジが与えられ、ここもGLC43との差別化ポイントの一つです。

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メルセデスAMG GLC43/GLC63ともに、先代に比較してインテリアが大幅に改善され、MBテックスとマイクロファイバーのキャビンが標準装備となるほか、フロントヘッドレストにAMGロゴのエンボス加工が施されたフルナッパレザーのオプションも用意されているもよう。※さらにスポーティなパフォーマンス・シートをオプションにて選択できる

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ベースとなる(通常の)GLCに採用されているMBUXシステムはAMGモデルにも引き継がれ、しかしいくつかAMG専用機能が追加されることになり、メーター表示、センターディスプレイ、そしてオプションのヘッドアップディスプレイにはAMG専用グラフィックが施され、サーキットに持ち込んだ際には(おそらくGPSでの位置情報によって現在地を特定し)インフォテインメントシステムにAMGトラックペースが表示されるほか、データロギング機能を活用できる、とアナウンスされています。

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メルセデスAMG GLC43のデリバリーは本国だと今年秋から、そしてGLC63は2024年後半から開始され、しかし現時点では価格について未発表の状態であり、日本国内での正式発表、そして情報公開を待ちたいところですね。

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参照:Mercedes-Benz

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