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マツダはNDロードスターのライフが終了する間際に記念モデルとして「非常にクールな」特別仕様車を用意している?2028年には電動化されるNEにバトンタッチか

マツダはNDロードスターのライフが終了する間際に記念モデルとして「非常にクールな」特別仕様車を用意している?2028年には電動化されるNEにバトンタッチか

| ただしマツダはNEロードスターを登場させるスケジュールについては明確なアイデアを持っていない |

現在の「電動化」に関する状況はあまりに規制に左右される傾向があり、自動車メーカーとしては判断に迷う場面も

さて、オーストラリアのカーメディア、CarsGuideによると、マツダは可能な限り現行ロードスターの寿命を延長したいと考えており、「非常にクールな」特別仕様車を市場に送り込む用意がある、とのこと。

これはマツダにおけるロードスターのプログラムマネージャーの弁として紹介されており、「NDロードスターは非常に高いポテンシャルを持っており、NDについて可能なことは何でもやっておきたいのです」。

たしかにNDロードスターは過去のロードスターではほぼ見られない「モデルチェンジ後に販売を伸ばす」という偉業を明確に達成しており、プログラムマネージャーのいう”高いポテンシャル”は数字としても証明されています。

マツダ
マツダ・ロードスターは今月で販売120万台を達成。ND世代になってからはじめてモデルチェンジで販売が伸び、マツダの思想がいかに正しかったかが証明される

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現行マツダ・ロードスター(ND)にはいくつかのコンセプトカーが登場

現行NDはロードスターは2015年に登場しており、同年にはマツダMX-5スピードスターコンセプト、2016年にはKuroやスピードスター・エボリューション・コンセプトをやはりSEMAにて発表していますが、これらはいずれも市販に至らず。

マツダ・ロードスター

一方ではロードスター30周年記念車(2019年)や100周年記念車(2020年)といった特別仕様車、英国向けの「スポーツ・レカロ」(2015年)や「Rスポーツ」(2020年)、フランス向けの「ユーノス・エディション」(2020年)といった市場限定モデルが投入されていて、つまりは「ボディ形状を変更するような大掛かりなスペシャルモデルは投入されていないものの、ボディカラーやトップのカラー、インテリア、ホイールなどを少し変更した特別仕様車はチョコチョコ発表されているというのが現状です。

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「EVシフトが加速した際に」次世代NEロードスターはピュアエレクトリックとして登場

こうやって見ると「今回プログラムマネージャーのいうNDはロードスターの”非常にクールな”特別仕様車も、単なるコスメティックチューンなんじゃないの?」と思えてきますが、この特別仕様車はNDロードスターの寿命が尽きる寸前に登場する可能性が高いといい、NDロードスター存続のために最大限の努力を行うものの、「EVへのシフトがさらに加速」した時点でピュアエレクトリックバージョン(もしくはICONIC SPのようなレンジエクステンダーEV)へと移行することになるとも述べており、その歴史的な瞬間に「コレクターズアイテムとなるような(初代NAロードスターに用意されたM2 1001のような)」特別なロードスターが投入されることになるのかもしれません。

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ただ、マツダとしては「軽くなければロードスターではない」という思想を持っていて、ピュアエレクトリックとなるであろうNEロードスターについては「車体重量1,000kgを下回る重量目標を可能にする新しいバッテリー技術を待っているため、次世代ロードスターの発売時期について具体的なスケジュールは持っていない」。

加えて「実際のところはわかりませんが、バッテリーのサイズと重量のトレンドを見ると、おそらく5年も経たないうちに、非常に小型で非常に軽いバッテリーが使えるようになるでしょう」とも述べ、つまりは2028年にあたりに「NEロードスター」が登場することになるのかもしれません。

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なお、もし2028年にNEロードスター登場となると、NDロードスターは13年間継続されるということになり、これまでの最長寿世代であったNCロードスターを超えることに。

そして2028年までにはなんらかの規制の強化等があるものと思われ、それに対応する形でいくつかの”必要な”変更がなされるのかもしれませんね。

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参照:CarsGuide

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