独ポゲア・レーシングがフェラーリ・プロサングエのカスタムに興味を示す。前後オーバーフェンダーにホイールは23/24インチ、出力は820馬力へ

｜　モナコ、そしてドバイあたりではプロサングエをカスタムするフェラーリの顧客が登場するかもしれない　｜

いずれにせよ、プロサングエがこれまでのフェラーリと異なる捉えられ方をされるのは間違いなさそうだ

さて、アルファロメオやマクラーレン等のチューン / カスタムで知られるポゲア・レーシング（Pogea Racing）。

これまでにも過激なカスタムを披露してきましたが、今回はフェラーリ・プロサングエのチューニングプログラムを公開しています。

なお、フェラーリオーナーは純正の状態を重視する傾向があるため、プロサングエにこういったカスタムを施すオーナーが存在するかどうかは不明ではありますが、プロサングエはフェラーリのVIP客へと販売されるほか、新規客の獲得にも活用されると言われていて、よってこれまでにない客層がフェラーリへとなだれ込むことになり、そういった人々は（今までのフェラーリオーナーとは異なって）社外品によるカスタムを好む可能性もありそうです。

ただ、他のスポーツメーカーのように、フェラーリはプロサングエを大量に販売する意思はなく、全販売台数の20％に留めるとコメントしているため、よっていかにプロサングエの改造車が登場したとしても、ブランドに対するインパクトは（それがどのようなものであっても）それほど大きくはないのかもしれません。

ポゲア・レーシングによるフェラーリ・プロサングエはこんな仕様を持っている

そこで今回公開されたレンダリングを見てみると、フロントバンパー形状が変更されて前後フェンダーにはオーバーフェンダーが装着済み。

なお、フロントバンパーには両サイド～センターまでを一本でつなぐエクステンションが取り付けられ、フロントフェンダーにはアウトレットが設けられた上でサイドステップと連動するフィンが装着済み。

リアフェンダーに取り付けられるアーチも同様で、車体デザインにマッチした形状を持っているようですね。

装着されるホイールはフロント23インチ/リア24インチ、そして大きくローダウンされているように見え、ずいぶんアグレッシブな雰囲気へと変貌を遂げています。

そしてリアではいっそう過激なスタイリングがなされており、テールパイプがセンター4本出しへと改められ、さらにリアディフューザーはこれでもかというくらい大型化。

現在ポゲア・レーシングはこのフェラーリ・プロサングエのチューニングを実行するかどうか、そしてその際の価格についてはアナウンスしていないものの、これまでにも数々の（フェラーリ含む）スーパーカーの改造を手掛けており、よって「顧客からの要望があれば」すぐにでもその準備にかかることができるのかもしれませんね。

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参照：Pogea-Racing