フェラーリ・プロサングエのバーチャルカスタム続々登場！今回はワイドボディ＋エアロパーツ、そしてブラックアクセントに大径ホイール

｜　プロサングエはセレブが購入する比率が高いものと思われ、となると様々なカスタムが見られそう　｜

ただし、あまりにやり過ぎるとフェラーリディーラーから「出禁」に

さて、フェラーリはブランド初のSUV「プロサングエ」を発表しており、しかし現在は大人気のために（予定生産台数に達したので）いったん受注を締め切ったとも報じられています。

フェラーリはこれまでにも「カリフォルニア」「ローマ」などライフスタイル系スポーツモデルを発売していて、それらについては「初めてフェラーリを購入する層が受注の70％を占めていたされ、おそらくプロサングエについてもそれは変わらないのかもしれません。

そして、「新しくフェラーリを購入する人々」につき、これまでのフェラーリファンとは異なる考え方を持つ人々も多いのだと考えてよく、その中のいくばくかはカスタムに熱心な人々である可能性もありそうです。

フェラーリ・プロサングエはその納車前からチューナーが熱い視線を注ぐ

そしてこのフェラーリ・プロサングエですが、ランボルギーニ・ウルスやロールスロイス・カリナンがそうであるとおり、アメリカだと西海岸のミュージシャンやスポーツ選手が購入する機会が多いのだと思われ、そしてそういった人々のうち一定数がそうするように、フェラーリ・プロサングエもまたカスタムが様々な施されるのかもしれません。

フェラーリ・プロサングエのカスタムについては、すでにDMCがレンダリングにてワイドボディキット等を装着したカスタムを発表していますが、今回インスタグラム上にてリリースされたのはデジタルアーティスト、Ildar氏によるビジュアルモディファイ。

ざっと見たところでは前後オーバーフェンダーに大きなホイール（ロシアのチューナー、ヴィソル製で、フロント22インチ、リア23インチを装着という想定）を組み込んでおり、フロントフード上にもブラックのアクセントが付与され、リアだとルーフスポイラーやテールゲートスポイラー、そして「8」を横にしたような形状を持つテールパイプが装着されています。※そのほか、ドアミラーやルーフ、ヘッドライト周辺などにもブラックのアクセントが与えられている

ただしあまりやり過ぎると「ディーラー出禁」に

しかしながら、フェラーリはサードパーティーによるカスタムを認めない傾向にあり、最近だとジャスティン・ビーバーが「（下品に）カスタムしすぎた」という理由でフェラーリ本社から各ディーラーに「ジャスティン・ビーバーには車両を売らないように」というお達しが出ることになり、フェラーリディーラーから出禁を食らってしまったという話も。

これにはフェラーリのイメージを毀損するからという見解から来る判断が働いているとされ、同様の理由（とフェラーリブランドのフリーライド）にて、フェラーリの上に（自社ブランドの）スニーカーを載せて撮影したことでフェラーリから訴えられて損害賠償を請求されたフィリップ・プレインや・・・。

デザインの盗用としてあのマンソリーがフェラーリから訴えられたという例も。

なお、フェラーリは以前からそのデザインに対して非常に高いプライドを持っており、過去にはフェラーリ創業者、エンツォ・フェラーリがケーニッヒのコンプリートカーに対して「フェラーリのエンブレムを全て外せ」という通告を行ったこともあるそうなので、その美しさを損なう行為はいかなるものであっても許さないというスタンスを貫いているようですね。

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参照：ildar_project