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フェラーリ本社からいくつかのプロトタイプが出てくる様子が収められる。新型V12、ローマ後継、296GTB後継、SF90ストラダーレ後継か【動画】

フェラーリ本社からいくつかのプロトタイプが出てくる様子が収められる。新型V12、ローマ後継、296GTB後継、SF90ストラダーレ後継か【動画】

| フェラーリのモデルライフは「どんどん短くなり」一車種あたりの生産台数が少なくなっているようだ |

オーナーとしてはそのぶん希少性が担保されて「ありがたい」のだが、新型車が登場するたびに価格が跳ね上がるのはちょっと困りもの

さて、フェラーリはこの数年間で積極的にニューモデルを投入することを明らかにしていますが、今回Youtubeへと公開されたスパイ動画にていくつかの興味深い開発中の新型車が登場することに。

まず上の画像は812スーパーファスト後継モデルと見られるクルマで、これまでのローマ風の外装を捨て去り、新しいボディを纏っていることが推測されます。

フェラーリ812後継モデルは「自然吸気V12」?

今回のスパイビデオで注目すべきは「新しい外装」のほか「車両に貼られているステッカー」が挙げられ、まずはノーズに「プロトタイプ」であることが示されているものの、ハイブリッドモデルであることを示す黄色い三角の高電圧ステッカーが見られず、これはつまり812スーパーファスト後継モデルは「ハイブリッドではなくガソリンエンジンのみで走る」ということを示すものだとも考えられます。

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実際のところ、この高電圧ステッカーは(試作車において)ニュルブルクリンクなどサーキットでテストを行う場合以外は貼り付けの必要はないと言われており、しかしフェラーリはじめ他の自動車メーカーもこのステッカーを(おそらくは安全上の観点から)自主的に取り付けていて、しかしこの新型V12モデルと見られる車両にこれがないということは「ハイブリッドシステムを積んでいない」ということになるのかもしれません。

名称の候補としては、すでに商標が出願されている「12チリンドリ(Cilindri)」「12チリンドリA」(12シリンダーの意味)が考えられます。

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フェラーリ
フェラーリ新型ハイパーカーの名は「F80」?これに加え「ドレイク」「ラ・ロッサ」「12チリンドリ」、そして各オープンモデルの商標が申請される

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そしてもうひとつのニューモデルと思われるのはこの「偽装つき296GTB」。

296GTBはそろそろ受注が終了し新型へと切り替わることになりますが、おそらく後継モデルもしくはスペシャルモデルの名称として「296スペチアーレ」「296スペチアーレ・スパイダー」「296ムジェロ」「296ムジェロ・スパイダー」が出願されており、しかしまずは後継モデルに切り替わる前に(488ピスタのような)スペシャルモデルが登場するものと思われます。

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この車両はほぼ296GTBと同様のボディパネルを持つようですが、ここから開発が進むにつれ、独自の外観を身にまとうことになると考えていいのかも。※こちらにはハイブリッドを示すステッカーが貼られている

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そして次はSF90ストラダーレの後継モデルらしきプロトタイプ。

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SF90ストラダーレ / SF90スパイダーはすでに受注が締め切られており、モデルライフ末期に登場することが恒例となっている”ハードコアモデル”としてSX90 XX / SF90 XXが発売されているため、その後継モデルが発表される日も遠くないのかもしれません。

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このニューモデルの名称については現在何ら情報はなく、しかし「SF90」という命名はスクーデリア・フェラーリの創立90周年を意味しており、よってSF90という名を引き継ぐことはなく、すでに商標が出願されている「モンテカルロ」「モンテカルロ・スパイダー」「ミラノ」「ミラノ・スパイダー」のいずれかを採用する可能性も。

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そしてこちらは偽装が施されたローマ。

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かつて新型V12モデルはローマの外装を使用してテストしていたために「以前のプロトタイプ」が走っているという可能性も否定できませんが、ローマも(スパイダーともども)受注が終了しているそうなので、新型車を用意しているのは間違いなさそう。

車名についてはやはり「モンテカルロ」「モンテカルロ・スパイダー」「ミラノ」「ミラノ・スパイダー」のいずれかになるのかもしれません。

そのほか、フェラーリ本社付近にはこんな車両が走っている

そのほかにも様々な車両がフェラーリ本社付近を走っており、こちらはロッソにホワイトのストライプ、ゴールドのホイールという「クラシカルな」296GTS。

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こちらはグレーにホワイトのストライプが入る296GTS。

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珍しいパープル、そしてフロントフードのプレスラインにあわせてホワイトのピンストライプが入る296GTB(おそらくはテーラーメイド仕様)。

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ストライプなしのロッソ、しかしルーフにはブラックを選択した296GTB。

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こうやって見ると大量の296GTBと296GTSが生産されているようで、来年早々にはぼくの296GTBの生産についてもめどが立つことを願わんばかりです。

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その他プロサングエの生産もどんどん進んでいると見え、多数の車両が走行中。

こちらはフェラーリにしては珍しいマットカラーですね。

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デイトナSP3の生産もまだまだなされており、こちらも珍しい「ネイビー」。

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こちらはロッソのデイトナSP3。

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そのほかSF90 XXストラダーレの姿も見られ、こちらはブルーにイエロー。

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なお、SF90 XXストラダーレにつき、これまでフェラーリ本社付近で目撃された車両は圧倒的に「ロッソ以外」が多いようですね。

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こちらは淡いブルーにオレンジ。

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こちらは「ブルーにブルーのリバリー」が入る812コンペティツォーネ・アペルタ。

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レッドのトップを持つローマ・スパイダーに・・・。

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ブラックトップのローマ・スパイダー。

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フェラーリ本社付近を走るプロトタイプや完成車を収めた動画はこちら

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参照:Acriore

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