｜ ウブロは「MPコレクション」として腕時計の概念を覆すモデルを継続的に発売している ｜
MP-10 トゥールビヨン ウエイトエナジーシステム チタニウムは10番目のMPシリーズ、開発には5年を要する
さて、ときどきとんでもない腕時計を発表するウブロより、世界限定50本、その価格3639万9000円の「MP-10 トゥールビヨン ウエイトエナジーシステム チタニウム」が発表。
これは一見すると「腕時計とは思えない」デザインや構造を持つもので、バレルやダイヤルにて時間を表示するという機構を持ち、考え方としては2013年に発表された「MP-05 ラ・フェラーリ（3180万円）」の系譜に連なる製品だということになるのかもしれません。
ウブロ MP-10 トゥールビヨン ウエイトエナジーシステム チタニウムはこんな腕時計
そこでこのMP-10 トゥールビヨン ウエイトエナジーシステム チタニウムを見てみたいと思いますが、ウブロによればこのMPコレクションは「革命的なムーブメントと華やかなデザインの融合を表現した、新たな視点で時間を捉えた」ラインアップ。
過去には上述のMP-05 ラ・フェラーリ、そして直近だと「MP-15 タカシムラカミ トゥールビヨン オンリーウォッチ」もMPシリーズに該当します。
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そしてこの「MP-10 トゥールビヨン ウエイトエナジーシステム チタニウム」はMPシリーズの10作目となりますが、登場時期と品番が前後しているのは「開発開始時期と登場時期の差」によるものかもしれません。
つまり、現在「15」までナンバリングが進んでいるMPコレクションのうち、この腕時計が「10」ということは、それだけ早く企画されながらも「開発に時間がかかった」と考えていい、ということですね（開発には5年を要したらしい）。
実際のところ、この腕時計は非常に複雑な構造を持っており、腕時計なのに針がないどころか「文字盤」というべきものも存在せず、その代わりに視覚情報を伝えるのは4つのローラーディスプレイ。
中央上部にあるのは「時」「分」をあらわすシリンダーで、その下のレッドとグリーンの知るんだーはパワーリザーブ、そして下部にある円錐状のダイヤルのようなリングは「秒」を示します。
ムーブメント（HUB9013）の構成部品は592個、パワーリザーブは42時間、ケース素材はチタン、ストラップはラバー、クラスプもチタン。
裏面もスケルトン仕上げとなっており、ローターが存在しないものの「自動巻き」だと紹介されています。※名称からするに、ウエイトが上下してムーブメントを巻き上げるものと思われる
時間や分はダイヤルを回転させて行うようですね。
ウブロ MP-10 トゥールビヨン ウエイトエナジーシステム チタニウムのプロモーション動画はこちら
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参照 / Photo：HUBLOT