速いのなんの、ツインターボ装着、1,250馬力のランボルギーニ・ウラカンがアウトバーンを走る。ノーマルの最高速である325km/hを超えて363km/hを記録【動画】

｜　もともとランボルギーニ・ウラカンは最高速に定評のあるスーパーカーではあるが　｜

加速と同時にその安定感にも驚かされる

さて、ハイパフォーマンスカーの性能を試すことを生業としているAuto TopNL。

今回ランボルギーニ・ウラカンをアウトバーンにて走らせ、最高速にチャレンジする動画を公開しています。

ただしこのウラカンは「普通の」ウラカンではなく、まずニュルブルクリンク最速を記録したことがある「ペルフォルマンテ」ということ、そして5.2リッターV10エンジンにツインターボを装着し1,250馬力を発生するという排他性を持っています。

ランボルギーニのV10エンジンはチューニング耐性が非常に高い

なお、ランボルギーニはガヤルド、そしてウラカンと続けてこのV10エンジンを搭載していますが、このエンジンはチューニング耐性が非常に高く頑丈なことで知られ、ガヤルド時代であっても1,500馬力、そしてウラカンでは2,000馬力にまでチューンされることも珍しくはなく、これまでにもドラッグレース等において驚異的な記録を叩き出しています。※アクティブエアロが装着されており、ストレートでの加速時にはローダウンフォース仕様へと自動にて設定が変更されるので、今回の最高速チャレンジにおいてもそれが役立ったものと思われる

ただ、こういったチューンが行われるのは主に北米であり、そして北米ではなかなか最高速を試すことができる環境がないということあって「1,000馬力以上のウラカンがどの程度の速度を出せるのか」といったチャレンジを行うケースはほとんどなく（一方でゼロヨンは非常に盛んである）、しかし今回Auto TopNLはこのランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテ改をアウトバーンに持ち込み、速度無制限区間にて最高速を追求することとなったわけですね。

動画を見ると、その加速はまさに強烈のひとことで、6秒足らずで時速90キロから240キロまで加速し、時速90キロから今回の最高速である363km/hまでに要したのはわずか15.6秒のみ。

最高速時点でのエンジン回転数は9,000回転に達しており（レッドゾーン）、この大排気量のV10エンジンがここまで一瞬で回りきるというのにもまた驚きです。

参考までにですが、ガヤルド1台、ウラカン2台を乗り継いだ経験からすると、このV10エンジンはノーマルであっても6,000回転からの吹け上がりが尋常ではなく、（予想を遥かに超える速度をもって）一瞬でレッドーゾーンに達してしまうというレスポンスの良さを持っており、さらにこのウラカン・ペルフォルマンテではターボが追加されているということで、そのレスポンスはまさに常軌を逸したレベルであると推測します（ぼくだったら、そしてECUの制御がなければ”一瞬で”ブローさせている自信がある）。

その他にはこんな「加速」動画も

そしてAuto TopNLでは様々な最高速チャレンジ動画を公開しており、こちらはポルシェ・カイエン・ターボGTで309km/hを記録する動画。

こちらはテスラ・モデルS680プレッドとマクラーレン765LT。

992世代のポルシェ911のアウトバーン走行コンピレーション。

こちらは983馬力のメルセデスAMG C63の強烈な加速を記録した動画。

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参照：AutoTopNL