| これらスペシャルモデルすべてを所有するコレクターは珍しくないかもしれないが、レッドとイエロー「ペアで」揃えたコレクターは他にいないかも |
それにしても恐るべき財力である
さて、アメリカ西海岸在住のフェラーリ・コレクター、デビッド・リー氏。
相当に希少なモデルを多数所有し、一時はフェラーリの中でも「VIP」認定されていほどの人物ですが、ラ・フェラーリを売ってもらえなかったことが地元でも大きく報道され、それによって一般にもその名を知られるようになったという経緯を持っています。
なお、フェラーリから「NO」を突きつけられたことで一時期フェラーリに対する忠誠心を失ってしまい、フォードなど他ブランドへと走ったことがあるものの、ちょっと前にはフェラーリとの和解を果たし、今ではまたフェラーリの忠実なコレクターへと戻っているようですね。
なんとフェラーリのスペシャルモデルを「ロッソとジャッロで」コレクション
フェラーリは様々な限定モデルを発売しており、しかしそれらの中でひときわ人気が高いのが「288GTO、F40、F50、エンツォフェラーリ、ラ・フェラーリ」といういわゆるビッグ5と呼ばれるスペシャルモデル。
これらを揃えるだけでも相当な財力と権力が必要になるかと思われるものの、なんとデビッド・リー氏はこれらをロッソ(レッド)とジャッロ(イエロー)という2色1台づつ揃えることに成功しています(正確に言えば、まだイエローのラ・フェラーリを入手していないが、これを手に入れるのは時間の問題だと思われる)。
こちらはフェラーリの「創業70周年記念」として発売されたラフェラーリ・アペルタ。
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フェラーリ創業40周年記念モデル、F40。
ちなみにF40はすべての車両が「ロッソ・コルサ」にてペイントされ出荷されているので、このイエローは「後に塗り直した」クルマということに。
参考までに、F50では純正にてイエローやシルバー、ブラックの個体が存在するものの、これら(つまりロッソ以外)を選べたのはごく一部のVIP客だと言われています。
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そしてこちらが今回新しく入手したイエローの288GTO。
こちらもイエローにペイントされフェラーリの工場から出荷された個体は存在しないので、やはり後に再ペイントされたということになりますね。
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その他にはこんなフェラーリもガレージに収められている
そしてデビッド・リー氏は(自らフェラーリコレクターと名乗るだけあって)様々なフェラーリをガレージに収めており、その中には(シューマッハがドライブした)F1マシンも。
こちらはフェラーリ250ルッソ・コンペティツォーネ。
250ルッソ・コンペティツォーネと同じカラーにペイントしたフェラーリF12tdf(テーラーメイド仕様)。
その奥にはカヴァルケード記念カラーとして新しく設定された「ヴェルデ・ヴォルテッラ」をまとう812コンペティツォーネの姿も。
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こちらはイエローの365BTB/4”デイトナ”スパイダー。
なお、同氏がイエローのフェラーリを集めようと考えたのは「レッドのフェラーリがだいたい揃ったから、なにか違うことをしようと思って」のことだそう。
その横にあるのはディーノにV12エンジンを搭載した「モンツァ」。※可能な限りフェラーリの純正部品を使用してカスタムされている
フェラーリコレクターが自身のコレクションを紹介する動画はこちら
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