| このプロオート(PRO AUTO)は数年前まで営業していたと言われるが |
ここまで大量に希少車が放置されている例はめったにない
さて、現在日本に滞在し様々な情報をYoutube経由にて配信しているユーチューバー、effspot氏。
台湾のスーパーカー事情や中国にて遺棄されているクルマなどを紹介していますが、今回は岐阜県のプロオート(Pro Auto)を中心としたレポートを届けることに。
そこでまずやってきたのはカスタムカーファクトリー、「MADLANE(マッドレーン)」。
MADLANEでは様々なクルマのカスタムを手掛けていますが・・・。
圧巻はこのポルシェ935。
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童夢は今も健在だった
その後effspot氏は童夢へと向かい(こんな外観だとは知らなかった)・・・。
社屋に展示される「零」や「ジオット・キャスピタ」を撮影。
なお童夢はもともとスポーツカーの市販を目指し設立されていますが、様々な障壁や社会情勢に阻まれていずれも市販がなされず、しかし「零」においては市販化されていないにも関わらず(あまりにカッコよかったためだと思われるが)多数のモデルカーやプラモデルが”売れた”ことで大きな収入をもたらしたと言われます。※かのブルネイ王室も、零の初公開の場となったジュネーブ・モーターショーにて注文を入れたと言われる
一方のキャピスタはワコールの出資によって企画がスタートしたスーパーカーで、スバルのF1用エンジン(スバルはF1にエンジンサプライヤーとして参戦したことがあるが、半年で撤退している)を搭載する計画であったもののこれが頓挫し、さらには当時のバブル崩壊によってプロジェクトそのものが消失したという幻のクルマ。
ただ、この零そしてキャピスタともに非常に美しいクルマであり、当時多くの少年たちを夢中にさせた存在としても知られていますね。
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ちなみにですが、当時の日本は「F1ブーム」に湧いていて、スバルのみならずヤマハもF1へと参戦しており、現在からはちょっと想像できないような状況であったと記憶しています。
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プロオートは「宝の山」
そして一行は「プロオート」へ。
見ての通りほぼ「廃墟」となっていますが、数年前までは活動していたという話もあり、動画のコメント欄を見てみると昨年はまだ中に入ることができたもよう(そのときにはランボルギーニ・ミウラやフェラーリ250テスタロッサ、275GTBが展示してあった、とも)。
正面にはミニやロータス・ヨーロッパの姿が見られ・・・。
裏庭には古いメルセデス・ベンツやフォーミュラカーに・・・。
シトロエン、DSはじめ様々な欧州車も(コメント欄では様々な指摘がなされ、そうとうに価値があるクルマも多いようだ)。
中に入ることはできないのでウインドウ越しに見てみると・・・。
アバルト、そして・・・。
アルピーヌA110。
現在このプロオートがどういった状況にあるのかはわかりませんが、これらのクルマが過去の栄光を取り戻して路上を走ることを願わんばかりです。
数々の希少車が眠る「プロオート」を紹介する動画はこちら
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参照:effspot