ラフェラーリ後継、新型ハイパーカーは「フェラーリ・ヴィジョン・グランツーリスモ」似？すでにVIP顧客に招待状が届けられているもよう

｜　現時点ではこの新型ハイパーカーの発表日時は知らされていないようだが、そう遠くない未来だろう　｜

そしておそらく、12チリンドリ同様に「先進的な」デザインが用いられるものと思われる

さて、フェラーリは今年後半にラフェラーリ後継ハイパーカーを発表すると目されていますが、今回「その発表イベントの招待状を受け取った」とされるVIP顧客がその内容を公開しています。

なお、この招待状（というかギフト）には発表日などの記載はなく、真っ赤なボックスに入っているのは開発コードF250として知られるラフェラーリ後継モデルのシルエットが描かれた金属製のプレートです。

まだまだラフェラーリ後継モデルがどんなハイパーカーになるのかはわからない

このシルエットを見ると、けっこう強めのウェッジシェイプを持っており、しかもサイドにはそれを強調するかのような「一直線に駆け上がる」ラインをもつもよう。

リアフェンダーには大きな盛り上がりが見えるものの、このラインはデイトナSP3の「曲線基調」とは大きく異なるように見え、今回の新型ハイパーカーにおいては「過去よりも未来」を意識したデザインを採用しているのかもしれません。※ここ最近のフェラーリでは、前後フェンダーを「円」のように盛り上げ、それをつなぐ水平に近いラインを与えるのが常であった

なお、このラインを見てすぐに思い浮かべるのはフェラーリ・ヴィジョン・グランツーリスモ。

実際のところ、サイドからテールに向けての一直線のライン、そしてリアフェンダーの膨らみ、そしてサイドアンダーの「への字」形状についてはフェラーリ・ヴィジョン・グランツーリスモとの共通点があるように思われ、フェラーリはこの新型ハイパーカーにおいて「未来へと向かう」デザインを採用する可能性がありそうです。※フェラーリは12チリンドリにおいて、これまでとはまったく異なるデザイン手法を取り入れており、それをさらに推し進める可能性がある。いずれにせよ、フェラーリのチーフデザイナー、フラビオ・マンゾーニ氏が推進する”透明のブレード”はどこかに採用されるものと思われる

なお、フェラーリはこのラフェラーリ後継モデルの他にもピュアエレクトリックハイパーカーを用意しているはずで、ぼくはてっきり「その先進性をアピールするため」、このピュアエレクトリックハイパーカーにこそフェラーリ・ヴィジョン・グランツーリスモ風のデザインを採用すると予想していたのですが、様々な意味においてそれは裏切られることになるのかもしれません。

このラフェラーリ後継モデルについてわかっていることは非常に少なく、「ハイブリッドパワートレーンを搭載する」「しかも499P同様にV6+ハイブリッド」という説もあり、一方では「V12を搭載する」という見方もあるようですね。

この投稿をInstagramで見る

Ferrari Collector Australia(@ferraricollectoraus)がシェアした投稿

合わせて読みたい、フェラーリ関連投稿

参照：ferraricollectoraus（Instagram）