| マクラーレンの新型ハイパーカーの「購入条件」についても話を聞いてきたが、フェラーリに比べると格段にハードルが低く設定されている |
この状況で「ポルシェの新型ハイパーカー」が直近にて登場しないのは残念である
さて、先日はフェラーリの新型ハイパーカー、「F250」の案内がVIP顧客に送付され始めたことが話題となりましたが、今回はマクラーレンP1後継ハイパーカー(コードネームはP18)の発表会への招待状が送付されたことが明らかに。
公開された動画を見ると、なかなかに豪華な仕様を持っていて、グレーのボックスを開けるとオレンジの透明パネルが出現し、その下のスライドを引っ張り出すと、「BLOODL1NE」という文字が見え、そしてマクラーレンのヒストリーブックのようなものが収められていることがわかります。
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ラフェラーリ後継、新型ハイパーカーは「フェラーリ・ヴィジョン・グランツーリスモ」似?すでにVIP顧客に招待状が届けられているもよう
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マクラーレンは新型ハイパーカーにて「1」「血統」を強調か
なお、このボックスの上蓋にも「1」の文字があり、「BLOODL1NE」の「I(アイ)」が「1(イチ)」となっているところを見ると、マクラーレンはこの新型ハイパーカーにおいて「1」を押し出すと考えて良いかと思います。
なぜ「1」にこだわるのかは不明ではありますが、おそらく「F1」「P1」という、時代を変革してきたハイパーカーの血統(ブラッドライン)にあるということを伝えたいのだと思われ、実際にマクラーレンは直近で「U1」「H1」「W1」「MP1」の商標を取得しており、これらのいずれかが新型ハイパーカーの名称として与えられるのかもしれません。
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マクラーレンは新型ハイパーカーに「H1」もしくは「U1」の名を与える?これまでと異なりモータースポーツや歴史との関連性は見られず、しかし「1」を強調
| マクラーレンはCEO、デザイナー、そして資本が変わりこれから大きく動き始めるものと思われる | おそらくは今後F1はじめモータースポーツとの関連性を強め、パフォーマンスを全面に押し出してゆくだろう ...
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ただ、マクラーレンは「BLOODL1NE」なる商標も出願していて、それは今回のボックスにも見ることができ、よってこれを新型ハイパーカーの名称に使用する可能性も考えられますが、これは(フェラーリが出願した”ドルチェヴィータ”同様に)単にプロモーションに使用するためのもので、車名ではないという可能性も考えられます。
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マクラーレンが新たに「BLOODL1NE」なる商標を出願。自分たちのみが「マクラーレンF1の正当な血統に当たる後継モデル」を作れるという意思表示なのだと推測
| マクラーレンはおそらくGMA T.50の存在を疎ましく思っているはずである | ここでその血統の正当性を示そうと考えた可能性も推測できる さて、マクラーレンは現在「新型ハイパーカー」の発表を控えて ...
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マクラーレンの新型ハイパーカーはどんなクルマに?
現在このマクラーレンのハイパーカーについてわかっていることは多くなく、「価格は3億円オーバー」「新しいカーボンファイバー製モノコックフレームを使用する」「(ディヘドラルドアではなく)ガルウイングドアを採用する」「3Dプリンターによって出力されたサスペンションコンポーネントを使用する(ブガッティ・トゥールビヨンも同様であり、今後のハイパーカーの主流になるのかも)」と言われており、パワートレーンに関しては噂レベルにて「(リカルドとの共同による)新開発のV8ツインターボ+ハイブリッド」を搭載するのでは、とも。
しかしながら実際にはどうなるのか明確には言及されておらず、よってマクラーレンからの(ティーザーキャンペーンを通じての)情報公開を待つしかないのかもしれません。
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マクラーレンの新型ハイパーカーは「3億円オーバー」そして新開発のV8ハイブリッド搭載にて1,000馬力へ。おそらくは規格外の性能を発揮するものと思われる
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マクラーレン新型ハイパーカー「招待セット」を紹介する動画はこちら
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