ラフェラーリ後継ハイパーカーの発表迫る。試作車が多数目撃されるもエンジンや名称など不明点も多く、現時点では「V6ハイブリッド」説が濃厚【動画】

｜　おそらくは過去から現在に至るまでのル・マン・レーサーの要素を取り入れ、未来へと向かう要素も示唆されるはずである　｜

フェラーリの新型ハイパーカーの名称は「F80」「ドレイク」「ラ・ロッサ」か

さて、ここ最近になってフェラーリの新型ハイパーカー（コードネームF250）の偽装が薄くなったスパイフォトが出回っていますが（事情がありここでは紹介できない）、フェラーリはこのラフェラーリ後継モデルについて積極的に開発を進めており、本社付近では様々なプロトタイプが目撃されています。

ここ最近で公開された画像を見る限り、このF250はデイトナSP3にも似たフォルムを持つようで、往年の（330Pのような）ル・マン・プロトタイプのようなバブル状のキャビンに加えて大きくくびれたウエストを持つもよう。

さらにはフェラーリのチーフデザイナーであるフラビオ・マンゾーニ氏が得意とする「球状に盛り上がった前後フェンダーと、それをつなぐ直線のエレメント」が用いられ、さらにはやはり同氏が好む「エアチャンネル（空気の通り道）」が多用されるものと見られます。

そのほか、ガルウイングドア、1本（垂直）ワイパーなど、文字通りのレーシングカーライクな装備が与えられる可能性が高く、名実ともにフェラーリのフラッグシップそして象徴としての存在となりそうですね。

まだまだフェラーリの新型ハイパーカー「F250」についてわかっていることは多くない

それでもこの新型ハイパーカー「F250」については不明な点が多く、まず搭載されるエンジンについては「V12なのかV6なのか」。

数年前までは、ラフェラーリの後継であるからには、そしてフェラーリの記念モデルであるからには「V12」エンジンが搭載されると目されていたものの、直近では（ル・マン・レーサーである）499Pに積まれるV6ツインターボを積むという説が濃厚となっていて、そしてプロトタイプに貼られる黄色い高電圧ステッカーを見るに「ハイブリッド」である可能性が高く、駆動方式についても499P同様のAWD（フロントはエレクトリクモーターによる駆動）を採用するのかも。

なお、リアウイングは「レス」となり、エアチャンネルとともに車両にインテグレートされる可能性が高そうです。

そのほか「名称」についてもわかっておらず、しかしこれまでに出願された商標から推測するに「F80 / F80 A」「ドレイク / ドレイクA（ドレイクはフェラーリ創業者、エンツォ・フェラーリのニックネームでもある）」「ラ・ロッサ / ラ・ロッサA」といった可能性が考えられ、いずれにせよフェラーリを象徴するネーミングとなりそうですね。

なお、フェラーリは現在初のエレクトリックカーのほか、296GTB / 296GTS後継、ローマ / ローマ・スパイダー後継の開発に取り組んでいる最中かと思われますが、フェラーリ本社付近では様々なプロトタイプが目撃されているもよう。

こちらはローマ後継モデルかもしれません。

フェラーリ工場付近にて最新のプロトタイプを捉えた動画はこちら

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参照：Varryx（Youtube）