Image：TOYOTA
｜ 新型GRカローラは大幅にサーキット走行性能が向上しているものと思われる ｜
現在のところ、加速性能やサーキットのラップタイム、価格については公開されていない
トヨタが（マイナーチェンジ版）新型GRカローラを公開。
現在トヨタUSAがプレスリリースを発行し、（日本の）Gazoo Racing公式サイトにも一部情報が公開されているものの、価格についてはアナウンスがなく、追って詳細とともに公開されるものと思われます。
最大のトピックはGRヤリス同様に8速オートマチックトランスミッション（ダイレクトオートマチックトランスミッション＝GR-DAT）が装備されたことですが、ここでわかっている範囲の変更点を見てみましょう。
新型GRカローラはこう変わった
変更点を順番に見てゆくと、まずパワートレーンの変更について、1.6リッター3気筒エンジンはそのままにトルクが30Nm増加して400Nmへ。
そして上述の通り（6速マニュアル・トランスミッションに加えて）8速DATの導入が大きな変更点であり、これは減速時の重力加速度と速度に基づいてシフトするのではなく、ブレーキとアクセルの入力を感知して完璧なシフトチェンジを行うというロジックを持っています。
興味深いことに、このトランスミッションは標準の6速マニュアルと非常によく似たギアレシオを持っていて、かつローンチコントロールと専用のクーラーを備えているようですね。※0−100km/hタイムは公開されていない
そのほか新型GRカローラではハンドリングも改善され、フロントとリアのサスペンションに新しいリバウンドスプリングが追加され、内側のホイールリフトが低減されたほか、リアコイルとスタビライザーが最適化されることに。
トレーリング アームの取り付けポイントも移動され、加速時のスクワットが低減されたほか、フロントとリアのトルセン式リミテッドスリップディファレンシャル （LSD）は2025年モデルでは全車標準装備となっています。
そのほか冷却性能を向上させるために再設計されたフロントバンパーなど、外観上の変更もいくつか行われ、この新しいフロントバンパーにはブレーキ冷却用のダクトが組み込まれるほか、空気を排出するためのエアカーテンが追加されています。
なお、GRヤリスとは異なり、インテリアはフェイスリフト前とほとんど同じ（画像は北米仕様）。
新型GRカローラの変更点を紹介する動画はこちら
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参照：TOYOTA USA