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日本の会社が「全固体電池(ソリッドステートバッテリー)」を初めて実用化し販売開始。ただしEV用ではなく「ポータブル電源」、バッテリー密度は従来品の1.27~2倍

日本の会社が「全固体電池(ソリッドステートバッテリー)」を初めて実用化し販売開始。ただしEV用ではなく「ポータブル電源」、バッテリー密度は従来品の1.27~2倍

| 多数の出力ポート、そしてソーラー充電にも対応し、災害時に備えて保管しておきたい製品でもある |

「万が一」に備えてポータブル電源をひとつは購入しなくてはならないとは考えているが

さて、現在各自動車メーカー、各バッテリーメーカーが「EV用全固体電池(ソリッドステートバッテリー)の実用化」に向けて開発を進めているところですが、今回日本の「ヨシノパワー」が世界初となる全固体電池を実用化(ただしポータブル電源というジャンルにおいて)。

現在容量違いにて4種類(49,900円~449,900円)が販売されており、高価ではあるものの、もしもの災害時には有用な製品であると思います。

ヨシノパワー の全固体電池採用ポータブル電源はこんな製品

そこでヨシノパワーの全固体電池採用ポータブル電源を見てみると、採用される固体電池の(重量あたり)バッテリー密度は三元系リチウムイオン電池に比較すると約1.27倍、半個体・リン酸リチウム電池に比較して約2倍。

加えて従来のバッテリーの使用温度範囲が0~40℃であるのに対し、ヨシノパワーの使用温度範囲は-18度から60度と幅広く、バッテリー寿命については三元系リチウムイオン電池の充電回数が500~800回、半個体・リン酸リチウム電池の1,500回~3,000会に対し「4,000回以上」。

バッテリー密度については、よく言われる「全固体電池は従来型リチウムイオンバッテリーの約3倍」とまではゆかず、それでも小型軽量化、そして高寿命化を達成しており、かつ自動車のバッテリーのように「温度調整ができない」ポータブル電源において、この使用温度範囲の広さは「ありがたい」部分なのかもしれませんね。

Yoshino-Power-Solid-state-battery (1)
Yoshino Power

ちなみに電源が確保できない場合であっても電力を生成できるソーラーパネルも2種のサイズが用意され(29,900円/59,900円)、その可能性をさらに拡大しています。

ヨシノパワー 「全固体電池採用ポータブル電源」を紹介する動画はこちら

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参照:Yoshino Power

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