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【ブガッティ・トゥールビヨン】究極のカスタマイズ体験とは?個性を極める新世代のコンフィギュレーター

【ブガッティ・トゥールビヨン】究極のカスタマイズ体験とは?個性を極める新世代のコンフィギュレーター

Image:Bugatti

| ブガッティのクルマはそれぞれのオーナーの嗜好を反映させた「オーダーメイド」である |

ブガッティ・トゥールビヨン:新時代の幕開け

フランスの名門、ブガッティが放つ新型ハイパースポーツカー「トゥールビヨン」は、性能・芸術性・個性を極限まで融合させた一台。

ブガッティの各モデルは顧客一人ひとりの指定にあわせた「オーダーメイド」によって製造されますが、今回ブガッティが公式コンテンツとして「オーナー一人ひとりのビジョンを形にするための強力なツールとして、トゥールビヨンに合わせて開発された最新のブガッティ・コンフィギュレーター」およびカスタム体験を紹介しています。

コンフィギュレーション体験を彩る「トゥールビヨン・ルックボックス」

ブガッティによると、まずすべてのトゥールビヨン購入者には、「Tourbillon Lookbox(トゥールビヨン・ルックボックス)」が贈られ、これは、7種類の独自カスタム案と40枚以上の高品質プリントを収めたパッケージから構成される「インスピレーションを得る出発点」。

専用スペースまたは世界中どこでも体験可能

そしてブガッティは世界各地の正規ディーラーネットワークを通じ、専用のコンフィギュレーションスペースを用意しており、そこでは豊富な素材サンプルをその場で手に取りつつ、理想の一台をデザインすることができるのだそう。

また、ディーラーにまで足を運ぶことがが難しいオーナーには「トラベルキット」を使っての出張対応も可能だといい、あるいは、ブガッティの聖地モルスハイム本社での特別なカスタマイズ体験も選べる、と紹介されています。

Bugatti-Tourbillon (2)

Image:Bugatti

多彩なスタイルを可能にする新しい表現の幅

トゥールビヨンのデザイン哲学を拡張するオプションとして注目されているのが、「Équipe Pur Sang(エキップ・ピュール・サン)」オプションパッケージ。

これは、ブガッティのモータースポーツDNAを現代的に表現するダイナミックな仕様であり、23種類の新色(グロス、メタリック、マット仕上げ)や複雑なカーボン織りパターンにより、外装デザインも個性を強く打ち出すことが可能となっています。

ブガッティが公式に「エキップ・ピュールサン」の仕様を公開。かつてのブガッティ公式レーシングチームのDNAを反映、モータースポーツの歴史を視覚的に表現
ブガッティが公式にトゥールビヨン「エキップ・ピュールサン」の仕様を公開。かつての公式レーシングチームのDNAを反映、モータースポーツの歴史を視覚的に表現

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ホイールからブレーキキャリパーまで自分仕様に

さらにパーソナライズの可能性は足元にまでも拡張され、アルミホイールは、フルペイント、アルミ削り出し、ダイヤモンドカット、デュオトーンなど多彩な仕上げから選択可能。

さらに、9色から選べるブレーキキャリパーによって、足元から存在感を演出できます。

Bugatti-Tourbillon (4)

Image:Bugatti

インテリアはまさに“走るアトリエ”

内装においても、選択肢はかつてないほど豊富になり、さらに「Couture(クチュール)シートオプション」では、快適性とクラフツマンシップを融合し、まるでオートクチュールのような車内空間を演出できる、とのこと。

ここでは以下のような例が挙げられていますが、もちろんこの枠に収まらない「特注(後述の”シュール・ムジュール”)」も可能です。

  • レザー構成:20種類
  • アルカンターラカラー:10色
  • カーペットオプション:7種類
  • シートベルトカラー:8色
  • カーボンデザイン:7種
  • トリム仕上げ:4種
Bugatti-Tourbillon (3)

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ブガッティ
ブガッティ・トゥールビヨンのオプション詳細がリークされ、「ヘッドレストへの刺繍が150万円」など驚愕の詳細が明らかに

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メカニカルにも宿る“時間”という芸術

特筆すべきは、ステアリング背後に設けられた完全機械式メータークラスター。

その構成要素(シャーシ、文字盤、針、ギアなど)一つひとつがカスタマイズ可能だとされ(ただし今回その詳細は明かされていない)、機械工芸の芸術作品として仕上げられます。

Bugatti-Tourbillon (2)

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“Sur Mesure”が個性をストーリーに昇華

そしてブガッティのカスタマイズの最上位プログラムが「Sur Mesure(シュル・ムジュール)」。

これは単なるオプション選びではなく、「オーナーの人生や価値観を物語として車に宿す」ことを目的とした特別なプロジェクトです。

たとえば以下の仕様など常識にとらわれないカスタムも検討・実現できます。

  • リアウイングにイニシャルロゴ
  • 好きなリップカラーに合わせたレザー色の調整
  • 車体色と同系のブレーキキャリパー
  • ドアパネルに愛車のシルエット刺繍
Bugatti-Tourbillon (1)

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まとめ:ブガッティは“アート”であり“表現”である

トゥールビヨンのカスタマイズ体験は、単なるクルマの仕様選びではなく、自分自身を表現するアートプロジェクトのようなもの。

そのためにブガッティは、専任スタッフと共にオーナーの想いを形にする旅へと伴走してくれることとなり、その終着点を目指してくれるようですね。

Bugatti-Tourbillon (5)

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参照:Bugatti

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JUN

2013年より当ブログを運営中。 国産スポーツカー、ポルシェ、ランボルギーニ、フェラーリ等を乗り継ぎ現在に至ります。 単なる情報の記載にとどまらず、なにかしら自分の意見を添え、加えてクルマにまつわる関連情報(保険やメンテナンスなど)を提供するなど「カーライフを豊かにする」情報発信を心がけています。 いくつかのカーメディアにも寄稿中。

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