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伝説の「都会派SUV」が12年ぶりに凱旋帰国。日産が新型ムラーノの日本導入(逆輸入)を正式発表、ミッドサイズSUVに新たな選択肢

日産ムラーノ(米国仕様)のフロント / ブルー

Image:NISSAN

| 法規制の改正によって急激にSUV / トラックの選択肢が増加することに |

この記事の要約(ハイライト)

  • 日本市場復活: 2015年の販売終了以来、約12年ぶりに「ムラーノ」が日本のラインナップに復帰
  • 異例の導入形態: 国土交通省の「米国製乗用車の認定制度」を活用し、(おそらく)左ハンドルのまま逆輸入販売へ
  • 発売スケジュール: 2026年3月17日に導入を正式発表。販売開始は2027年初頭を予定
  • 北米での評価: J.D.パワーの耐久品質調査で2年連続「最も信頼性の高いミッドサイズSUV」に選出

日産の「攻め」の姿勢、ついにムラーノが帰ってくる

かつて日本のSUV市場に「ラグジュアリー」という新風を吹き込み、絶大な人気を博した日産「ムラーノ」。

2015年に惜しまれつつ姿を消したものの、本日2026年3月17日に日産自動車からファン待望の「日本導入」が正式にアナウンスされることとなっており、今回の復活は「米国で生産される最新の4代目モデルを、新たな輸入制度を利用して”逆輸入”する」という、これまでの日産にはなかった新しい試みです。

日産ムラーノ(米国仕様)のリヤ / ブルー

Image:NISSAN


国交省の「新ルール」が可能にしたスピード導入

今回の日本導入を可能にしたのは2026年2月に国土交通省が創設した「米国製乗用車の認定制度」。

これは、米国当局が安全性を認証した車両について、日本国内での追加試験を大幅に簡略化できる制度であり、日産はこの制度を活用することで米国テネシー州のスマーナ工場で生産されている「ムラーノ」を現地の仕様のまま日本へと導入することを決定したわけですね(日産からのプレスリリースでは「左ハンドル」と明言されていないが、この制度を利用すること、米国仕様車を輸入するという表現から左ハンドルだと思われる)。

【歴史的転換】国交省が「米国の基準を満たすクルマは追加試験なし」で日本で登録できる新制度を創設、(逆)輸入車ブーム到来か
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車種概要・スペック:信頼の4代目「高級ミドルサイズSUV」

今回導入されるのは、2025年9月に北米で発表された2026年モデルの4代目新型ムラーノで、先代までのエレガントな曲線美を継承しつつ、最新の日産デザイン言語を取り入れた力強いスタイルが特徴となっています。

日産ムラーノ(米国仕様)のインテリア

Image:NISSAN

【新型ムラーノ(4代目・北米仕様参考)スペック表】

項目内容備考
生産拠点米国テネシー州 スマーナ工場北米日産の中核拠点
全長×全幅×全高約4,900mm × 1,981mm × 1,725mm日本の道路では存在感抜群のサイズ
ハンドル位置左ハンドル米国仕様のまま導入予定
主な受賞歴J.D.パワー 2026年米国自動車耐久品質調査1位ミッドサイズSUV部門で2年連続
日本発表日2026年3月17日-
日本発売時期2027年初頭予定-
価格41,670~49,800ドル(北米)日本価格は未定

※日本仕様のパワートレイン(e-POWERの有無等)や詳細な価格については、今後の続報が待たれるところ

日産ムラーノ(米国仕様)のリヤ(エンブレム)

Image:NISSAN


市場での位置付け:ハリアーやCX-60への強力な刺客

日本におけるミドル〜ラージサイズSUV市場は、トヨタ・ハリアーやマツダ・CX-60などがひしめく激戦区。

ムラーノは、これら競合車と比較しても「北米仕込みの余裕あるサイズ感」と「圧倒的なデザインの美しさ」で差別化を図っており、特に「左ハンドルの逆輸入車」という形態を取ることで、画一化された国内モデルにはない「個性」を求める層に強くアピールする狙いも見て取れます。※最近だと、駐車場でもチケットを取らなくてもいいケースがあるので、左ハンドルでもそれほど問題にはならないものと思われる


結論:2027年、日本のSUVシーンが再び熱くなる

かつての「ムラーノ・オーナー」や、現行の日産ラインナップに物足りなさを感じていたユーザーにとって、今回の発表は最高のニュースとなる可能性が大。

「米国で最も信頼されるSUV」という称号を引っさげ、2027年初頭に日本の道を駆け出す新型ムラーノ。そして左ハンドルという選択が日本のユーザーにどう受け入れられるのか。日産の新しい挑戦から目が離せない、といったところでもありますね。

日産ムラーノ(米国仕様)のリヤ / ブルー

Image:NISSAN


関連知識:なぜ「左ハンドル」のままなのか?

日本市場向けに右ハンドル仕様を設計・生産するには莫大なコストと時間がかかってしまい、しかし今回、国交省の新制度を活用し左ハンドルのまま導入することで「最新モデルを、コストを抑えて、スピーディーに」日本のユーザーへ届けることが可能となっており、これはかつての「輸入車への憧れ」を現代のSUVで楽しむ、という新しいライフスタイルの”再”提案とも言えそうです。

なお、アメリカ車というと「インチ」サイズのボルトやナットが使用されているんじゃないかと考えてしまいますが、現在のクルマのほとんどはアメ車といえどもグローバルで販売されることがほとんどで、よって(世界中で設計されることを考慮し)設計の共通化や整備性を念頭に入れて「ミリ」サイズを採用しています。

もちろんムラーノも「ミリ」サイズを採用しており、この点においては不安を感じる必要はないかと思います。

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参照:NISSAN

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