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ニュル最速へ王手か。新型AMG GT ブラックシリーズが「レーシングカーそのもの」の姿で登場、ティーザー画像が公開に

メルセデスAMG ブラックシリーズのティーザー画像(フロント)

Image:Mercedes-Benz

| メルセデスAMGは本気でこのリアウイングとディフューザーを与えるつもりなのか |

妥協なき空力。GT3マシンのDNAを公道へ

メルセデス・ベンツが新型AMG GTブラックシリーズを予告し、同時にティーザーキャンペーンを開始することに。

公開されたプロトタイプとティーザー映像から判明した最大の特徴としては「同時開発されている新型GT3レーシングカーと瓜二つの空力パッケージ」で、巨大なスワンネック式リアウイングや地面を削るようなフロントリップスポイラーはもはやサーキット専用車といっても通用するほどのレベルです。

メルセデスAMGのエンジニアは「公道仕様だから」といって牙を抜くことはせず、ダウンフォースを最大化するためにレーシングテクノロジーをそのまま移植したと述べており、このティーザー画像からでも「明らかに歴代最強」オーラが伝わってくるかのようですね。

この記事の要約:

  • レーシングスペック: 新型GT3マシンとエアロパーツを共有。巨大なスワンネックウイングを装備
  • 進化したV8: 「M178 Evo」と目される新型4.0L V8フラットプレーンクランクエンジンを搭載
  • 目標はFR王者: ニュルブルクリンクでポルシェ 911 GT2 RS(6分38秒8)の記録更新を狙う
  • 発売時期: 2026年末にデリバリーされるGT3マシンに合わせ、2027年モデルとして登場予定
メルセデスAMG ブラックシリーズのティーザー画像(フロント)

Image:Mercedes-Benz


心臓部はさらなる高みへ。「M178 Evo」の予感

新型ブラックシリーズのボンネットの下には”AMGの魂”であるV8が収まっており・・・。

フラットプレーンクランクの咆哮

先代ブラックシリーズや新型Sクラス(2027年モデル)にも搭載されたことで知られる「M177 Evo」の技術を応用した「M178 Evo」(仮称)の採用が有力視されています。

  • 鋭いレスポンス: フラットプレーンクランクシャフトの採用により、レーシングカーのような高回転域での伸びと鋭いレスポンスを実現
  • 圧倒的パワー: 先代の720馬力を上回る出力が期待されており、0-100km/h加速や最高速でも新記録を打ち立てる準備が整っている
メルセデスAMG ブラックシリーズのティーザー画像(リア)

Image:Mercedes-Benz


AMG GT ブラックシリーズ:新旧およびライバル比較

項目先代 (2021)新型 (2027 予測)ライバル (911 GT2 RS MR)
最高出力720 hp750 hp+700 hp
エンジン4.0L V8 ツインターボ4.0L V8 Evo3.8L 水平対向6気筒
駆動方式FRFRRR
ニュルタイム6分43秒626分35秒前後を狙う6分38秒83
特徴可変空力フラップGT3直系エアロマンタイ・キット装着

ニュルブルクリンクでの「FR最速」奪還作戦

現在、ニュルブルクリンクの公道走行可能車(プロダクションカー)最速記録は4WDハイパーカーである「AMG One(6分29秒)」が保持していますが、先代AMG GTブラックシリーズはその前の「ニュル王者」、そしてFRでは現在でも「ニュル最速」。

しかし後輪駆動(FR/RR)クラスではポルシェ 911 GT2 RS(マンタイ・キット装着車)に王座を奪われている、という状況です。

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5秒の壁を突破できるか:

なお、先代ブラックシリーズのニュルブルクリンクにおけるラップタイムは6分43秒。

ポルシェ911 GT2 MRとの差は約5秒となっていますが、メルセデスAMGは「新型GTは記録を塗り替える能力がある」と豪語しており、最新の空力とエンジンの進化によってFR最速の称号をシュトゥットガルトから奪い返す準備を進めているものと思われ、王位奪還に加え「どこまでタイムを短縮できるか」にも期待がかかりますね。

メルセデスAMG ブラックシリーズのティーザー画像(フロント)

Image:Mercedes-Benz

ポリカーボネートウィンドウの採用?

プロトタイプでは軽量化のためにサイドウィンドウにポリカーボネート(強化プラスチック)が採用されているように見え、しかしこの仕様が市販車に引き継がれるとなると「快適性よりも1グラムでも軽く」という軽量化を追求するブラックシリーズのストイックな姿勢を象徴するディテールとなりそうですね。

なお、「ブラックシリーズ」はこれまで「そのシリーズの最終記念モデル」的位置づけを持っていたものの、今回はそうではなく「GT3レーシングカーと共同にて開発が行われ、その”市販バージョン”という位置づけを持つこととなりそうです。


結論:2027年、最強の「ブラック」が道を支配する

新型AMG GT ブラックシリーズの登場は「AMGのニューモデルが1つ追加された」という以上の意味を持ち、それは電動化が進む時代において「内燃機関のスポーツカーがどこまで究極に近づけるか」というAMGの意地と誇りの証明というべきもの。

2026年末の公式デビューに向け、緑の地獄(グリーンヘル=ニュルブルクリンク)でのテストがさらに激化することはまちがいなく、イエローグリーンの咆哮がサーキットを切り裂く日は、もうすぐまで迫っているというのが現在の状況です。

メルセデスAMG GT 「ブラックシリーズ」ティーザー動画はこちら

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