>トヨタ/レクサス(Toyota/LEXUS)

新型レクサス「TZ」世界初公開。新開発プラットフォームに408馬力の2モーターEV、レクサス史上トップレベルの静粛性と快適性をもって2026年冬「日本発売」へ

レクサスTZのエクステリア(静止、グリーン)

Image:Lexus

| 新型レクサスTZのテーマは「DISCOVER LIMITLESS」 |

誰もが笑顔になれる上質な移動空間の誕生

ついにレクサスの「真打ち」とも言える新型車が発表され、2026年5月7日、レクサスはブランド初となる3列シート・フル電動SUV「新型TZ」を世界初公開することに。

「電気自動車はどれも同じでつまらない」――そんな声に対するレクサスの回答がこの新型TZでもあり、「電気自動車として」新しく設計されたプラットフォームの利点を最大限に活用した「「走るラウンジ」と呼ぶにふさわしい一台です。

【この記事の要約:新型レクサスTZの注目ポイント】

  • レクサス初の3列BEV:多人数乗用とラグジュアリーを両立した新世代SUV
  • 航続距離は約620km:大容量95.8kWhバッテリーで長距離移動も安心
  • DIRECT4搭載:400馬力オーバーの出力を意のままに操る4WDシステム
  • 2026年冬、日本発売予定:人気化必至の予感
レクサスTZのエクステリア(走行、グリーン)

Image:Lexus


走るラウンジ「Driving Lounge」:移動の概念を覆す空間設計

新型TZが掲げるコンセプトは「Driving Lounge(ドライビング・ラウンジ)」。

ただしレクサスTZは「に豪華なシートを並べたクルマ」ではなく、電気自動車ならではの静粛性と広大な室内スペースを活かして「1列目から3列目まで全ての乗員が主役になれる空間」を目指しているとされ、特に2列目にはパワーオットマンやベンチレーション機能が備わり、ショーファーカーとしての資質も十分。

レクサスTZのインテリア(ホワイト、左ハンドル)

Image:Lexus

なお、EVならではの静粛性を活用し「オーディオやイルミネーション」を活用した”癒やしとくつろぎの空間”を実現しているといい、これまでのレクサスのコンセプトカーに見られた、しかし市販モデルとしては「新しい」インテリアに仕上がっているものと思われます(あるいは、レクサスの考える室内空間を実現するための手段が「電動化」だったのかもしれない)。

さらには竹を用いた「フォージド・バンブー」などのサステナブルな素材を採用するなど(製造工程も環境に反映したプロセスが取り入れられている)、日本の美意識と最新技術が融合したインテリアに仕上がっており、欧州車コンプレックスから脱した「新しいレクサス」をここに見ることができそうですね。

レクサスTZのインテリア(ホワイト)

Image:Lexus


圧倒的なパフォーマンスと「操る楽しさ」

新型TZでは「五感を刺激する演出」が取り入れられ、「インタラクティブ・マニュアルドライブ」がもたらすドライビングの高揚感、そしてトヨタを中心としたモータースポーツ活動によって鍛え上げられた体幹による「深化したクルマとの対話」が得られるようになったとも説明されており、単なる「ファミリーカー」にはとどまらない存在となっているようですね。

新型レクサスTZ 暫定主要諸元

項目スペック詳細
全長 / 全幅 / 全高5,100 mm / 1,990 mm / 1,705 mm
ホイールベース3,050 mm
システム最高出力約 408 PS (300 kW)
0-100km/h加速5.4 秒
バッテリー容量95.82 kWh (ロングレンジ) / 76.96 kWh (標準)
航続距離 (WLTC)約 620 km
空気抵抗係数 (Cd値)0.27 (レクサスのSUVではトップクラス)
レクサスTZのエクステリア(走行、グリーン、正面)

Image:Lexus

なお、デザイン的には「GX」で採用された新しい時代のディティールが取り入れられ、これまでのレクサスが有機的であったのに対して「無機質な洗練」が表現されているようにも。

もちろんスピンドルグリルをフロントセクション全般に拡大し再解釈した「スピンドルボディ」、幾何学グラフィックといった最新のデザイン言語が存分に反映されていますが、アウトドアであっても、都市風景であってもしっくりと馴染むスタイルを持つのでは、と思います。


市場での位置付け:アルファードやポルシェ、メルセデス・ベンツとの競合

新型レクサスTZは、これまでの「高級セダン」や「高級SUV」の枠を超えた存在で・・・。

  • 多人数乗車の頂点へ:3列シートを備えることにより、これまで「アルファード」や「LX」を選んでいた層にとって、より先進的でスタイリッシュな選択肢に
  • 欧州ハイエンドEVとの対抗:メルセデス・ベンツ「EQS SUV」やテスラ「モデルX」と比較しても、日本独自の「細やかなおもてなし」が光る内容に
レクサスTZのエクステリア(静止、グリーン)

Image:Lexus


結論:レクサスTZは「未来のスタンダード」になる

新型TZの登場は、単なるラインナップの追加にとどまらず、それは「レクサスが本気でEVを楽しくしようとしている」という宣言でもあり、これからのレクサスが「EVで何ができるのか」を予告するマニフェストなのだとも考えられます。

5メートルを超える大柄なボディながら、高い空力性能と最新の電子制御により、ワインディングでも思い通りのラインをトレースできる。そして疲れた時には、ラウンジのような後席で最高の癒やしを得る。

そんな贅沢な使い分けができるクルマは、世界中を探しても新型TZ以外に見当たらない可能性があり、レクサスは「電気の力」を借りることにより、よりレクサスらしい方向へと進化できたのかもしれません。

そしてそう考えるならば、このレクサスTZは現時点での「レクサスの集大成」、そしてもっともレクサスらしいレクサスでもあり、未来のレクサスを象徴するクルマでもあるのでしょうね。

これからのレクサスは「Discover」

このレクサスTZのテーマは「Discover Limitless」ですが、レクサスは2025年のジャパンモビリティショーにて「“DISCOVER” -誰の真似もしない-」というブランドコンセプトを掲げています。

そして今回、TZの発表にあわせ、今後レクサスが発表するニューモデルにはそれぞれ「Discover+固有のテーマ」を付与するといい、そしてこのTZのテーマが「Discover Limitless」というわけですね。

あわせて読みたい、レクサス関連投稿

レクサス
レクサスの登場、そして日本車が「安物」を卒業した日。欧州勢を震え上がらせた「ラグジュアリー・ブランド」誕生の真実とは

| そしてトヨタはいま、センチュリーにて再び世界を驚かせようとしている | 日本のメーカーがいかにして欧州の高級車ブランドに対抗し、独自の地位を築き上げたのか。 その歴史的背景には、単なるビジネスの拡 ...

続きを見る

ポルシェ、レクサス、アウディ、VWが急速充電サービスにて提携を開始
まさかの「ポルシェ」と「レクサス」が提携。日本国内限定、双方がEV向け急速充電ネットワークへと乗り入れることで「プレミアム」な充電体験を提供

| レクサスが充電の常識を覆す!新サービス「LEXUS Charging」でBEVライフが劇的に変化 | ポルシェ側ではレクサス充電ステーションが利用可能に さて、まさかの「ポルシェとレクサスが提携」 ...

続きを見る

レクサス
【2026年版】「壊れにくい車ランキング」発表。やはりレクサスが独走、しかし業界平均としてはなぜか「高級車のほうが壊れやすい」という結果に

| 近年の特徴として「最新技術が信頼性の壁」となっていることが明らかになる | ハイテク化が仇となって「信頼性が低下」 J.D.パワーが発表した「2026年米国自動車耐久品質調査(VDS)」によると、 ...

続きを見る

参照:Lexus

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->トヨタ/レクサス(Toyota/LEXUS)
-, , ,