
Image:Bell and Ross
| 「四角に丸」というデザインを変えず、よくぞここまで異なる表情の腕時計を揃えることができるものである |
まさに腕時計オタクが設立したブランドならではの「マジック」である
さて、ベル&ロスが腕時計業界で引き続き人気の「グリーン文字盤」を採用した新作「BR-03」を発表。
このBR-03はベル&ロスの初期の人気モデル、BR-01の小型版として登場していますが、このBR-01は「航空機の計器」をモチーフとした”ツールウォッチ”としてのポジションを持っています。
ただ、視認性を追求するあまりサイズが大きくなってしまい(46ミリ=下の画像)、よって「普段遣い」できるようにという配慮とともに登場したのが「ダウンサイジング版(42ミリ、その後41ミリへ)」のBR-03というわけですね。

BR-03 Green Steel(グリーンスティール)はこんな腕時計
同じ物理的構成も持つのにこれほどまでに印象が異なるとは
そしてこのBR-03は「四角に丸」というおなじみの構成を持っており、しかし今回紹介する「BR-03 Green Steel(BR03A-GN-ST/SCA)」はBR-03登場初期とは全く異なる表情を持っています。
BR-03登場初期はやはり「ツールウォッチ」としての正確が色濃く残り、そのために「マットブラックのケース」といった無骨な仕様を持っていて・・・。
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しかし今回のBR-03 Green Steelは非常にエレガント。

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基本的には「ケースのフィニッシュ」くらいの差異である
こうやって見るとミリタリー路線のBR-03とラグジュアリー路線のBR-03とでは基本デザインが同じであり、異なるのはケースと文字盤のフィニッシュくらいということがわかりますが、実際に腕に巻いてみるとその印象は大きく変わり、この「ブラシ&ポリッシュ」仕上げを持つBR-03は非常にエレガント。
こういったフィニッシュの差を活用することにより、ベル&ロスは基本ラインアップを変更せず、そして物理的な構造を維持したままでかつての「ツールウォッチブランド」から「スーツにも似合うオールマイティなラインアップを揃えるブランド」となったわけではあるものの、ここまでの小変更のみで、ここまでの大きな変化を見せた腕時計ブランドはほかに例を見ないかもしれません。

Image:Bell and Ross
BR-03 Green Steel(グリーンスティール)はこんなディティールを持っている
そしてこのBR-03 グリーンスティールのディティールを見てみると、ストラップはレザー、そしておなじみのピンバックル(こちらもミリタリーラインと同じ形状を持ち、しかしフィニッシュ(ポリッシュ&サテン仕上げ)によってまったく異なる表情に。

Image:Bell and Ross
文字盤はサンレイ仕上げのグリーン、さらにはグラデーション。
特徴的なインデックスと文字はそのままに「バスタブ型アプライド仕上げ」へと変更されていて、いっそうの気品を携えているようですね。

Image:Bell and Ross
ケースバックは「非スケルトン」。
搭載されるムーブメントはBR-CAL.302-1で、これはSellita(セリタ)製SW300-1がベースになっている、と言われています(ベル&ロスのムーブメントにつき、自社一貫製造ではなく、スイスの外部ムーブメントメーカー製をベースとしたものが多く、このほかだとETA製、ケニッシ製ムーブメントをベースにしたものがある)。

Image:Bell and Ross
ボックスは標準的なBR-03仕様となっており、交換用ストラップ(合成ファブリック)が付属するのもこれまで通り。

Image:Bell and Ross
BR-03 グリーンスティールの価格は594,000円に設定されており、このスペックを持つ機械式腕時計としては(現在)破格の安さとも言えるものだと考えています。
昨今のインフレによってブライトリング、タグ・ホイヤーなどの価格が一気に上がってしまったのに対してベル&ロスの日本法人は極力値上げを抑えており、そのため現在は(かつてのライバルたちに比較して)「買いやすい」ポジションにいるんじゃないかという認識ではありますが、いつ何時値上げがなされるかはわからず、今が「買い時」かもしれませんね。
ちなみにですが、ベル&ロスはけっこう売れているという割にはあまり身につけている人を見かけず(ぼくとは行動範囲が異なるのかもしれない)、しかし見かけた際には「なんとなく連帯感を」感じるとともに、「やるな」という感情を抱いてしまいます。※ベル&ロスの腕時計は「よほどのこだわりがなければ」まず買わないであろうという認識

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