
Image:Breitling
| 月からの帰還を祝う「隕石文字盤」、過去と最新のミッションとをつなぐ架け橋 |
「アルテミスII」計画公認、ケースバックにはミッションロゴも
有人月周回ミッション「アルテミスII」の歴史的成功を記念し、ブライトリングが特別なタイムピースを発表。
コレクターズアイテムとしての高い価値が感じられる新作の詳細を見てみましょう。
この記事の要点
- ミッション記念: 50年ぶりとなる人類の月圏到達を祝した、世界450本限定モデル
- 唯一無二の文字盤: 本物の隕石を使用した「ギャラクシーブルー・メテオライト」を採用
- 宇宙の伝統: 宇宙で昼夜を識別するための「24時間表示」と手巻きムーブメントを継承
- 特別な装飾: ケースバックにArtemis IIのミッションロゴとシリアルナンバーを刻印

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宇宙とブライトリング:60年以上の絆が結実
「宇宙と腕時計」と聞いて真っ先に思い浮かべるのはオメガではありますが、実はブライトリングと宇宙との間にも関連性があり、1962年に宇宙飛行士スコット・カーペンターがオーロラ7号で地球を周回した際、彼の腕に巻かれていたのはブライトリングに特別注文した「24時間ダイヤルのナビタイマー”コスモノート”」。
そして今回の「ナビタイマー B02 クロノグラフ 41 コスモノート アルテミスII」は、その伝説的な歴史、そして現代の最新ミッション「アルテミスII」を繋ぐ架け橋となる一本として登場したというわけですね。
アルテミスII 限定モデルの詳細:450本だけの「宇宙のカケラ」
文字盤:宇宙を物語るメテオライト
最大の特徴は、文字盤に採用されたギャラクシーブルーのメテオライト(隕石)。
数百万年かけて形成された自然のウィドマンシュテッテン構造が刻まれており、同じ模様は世界に二つと存在しないという特別仕様。
深みのあるブルーの輝きは、まるで地球から見た宇宙そのものといった趣です。

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24時間表示の必然性
宇宙ではわずか90分ごとに日の出と日没が繰り返されるため、通常の12時間時計では午前か午後かの判別がつかず、そのためコスモノートには「伝統の24時間表示」がっ用いられており、そしてこれは過酷なミッションに挑む宇宙飛行士のために生まれた「究極の機能美」ということに。
ムーブメント:自社開発キャリバー B02
その心臓部には、ブライトリング自社開発の手巻きムーブメント「B02」を搭載しており・・・。
- 手巻きへのこだわり: 無重力空間では自動巻きのローターが効率的に機能しない場合があるため(全く機能しないわけではないことも立証されている)、宇宙時計としてのルーツに敬意を表した選択
- 鑑賞できる裏蓋: サファイアクリスタルのケースバックからは緻密なメカニズムとともに「Artemis II」のミッションロゴを眺めることが可能
主要スペック表
| 項目 | 内容 |
| リファレンス | AB02307A1C1P1 |
| ケース径 / 厚さ | 41 mm / 13 mm |
| ケース素材 | ステンレススチール |
| 文字盤 | ギャラクシーブルー・メテオライト |
| ムーブメント | ブライトリング B02(自社開発・手巻き) |
| パワーリザーブ | 約70時間 |
| 防水性能 | 3気圧(30 m) |
| 限定本数 | 世界限定 450本 |
| ストラップ | ブルーのアリゲーターレザー |
| 価格 | 1,661,000円 |

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競合との比較:なぜ今「コスモノート」なのか?
上述の通り、宇宙時計といえば、NASA公認の「オメガ スピードマスター(ムーンウォッチ)」が有名です。
しかし、ブライトリングのコスモノートは「スイス製腕時計として初めて宇宙に行った」という独自の歴史を持っており、今回のアルテミスIIはあえてケース径を41mmとコンパクトに抑えることで現代的な装着感を追求した1本。
オメガが技術的な信頼性を売りにする一方、ブライトリングは「パイロットの相棒としての物語」と「隕石という希少性」をもってコレクターの心を揺さぶっています。
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アルテミスII ミッションと時計の裏話
2026年4月、人類を乗せたアルテミスIIミッションは無事に太平洋へ着水しましたが、実はこのミッションの間、宇宙飛行士たちの腕には公式のオメガに加え、私物のブライトリング・コスモノートも着用されていたことが目撃されています。
宇宙飛行士が「使いやすさ」や「愛着」で時計を選ぶ際、半世紀以上変わらない24時間ダイヤルと回転計算尺を備えたナビタイマーが今なお選ばれ続けている事実は、このモデルの信頼性を何よりも雄弁に物語っているかのようですね。
結論:宇宙を腕に纏うという、究極のロマン
「ナビタイマー B02 コスモノート アルテミスII」はラグジュアリーウォッチの枠を超え、人類の挑戦を記録するアーカイブ(記録物)としての価値を持っており、450本という極めて少ない生産数は世界中のブライトリングファンだけでなく、宇宙開発に関心を持つ人々の間で大きな話題となること間違いなし。
もし幸運にも手に入れることができたなら、それは「宇宙の一部」を自身の歴史として刻むことと同じなのかもしれません。
ナビタイマー B02 コスモノート アルテミスIIを紹介する動画はこちら
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