
Image:Bell & Ross
| 一生モノの時計に「個性」と「物語」を求めるオーナーへ |
ブロンズは「時間の経過」「オーナーの使用状況」に応じて個別の歴史を重ねてゆく
「四角いケースに丸いダイアル」を特徴とする、航空機のコックピット・クロックを体現したベル&ロス(Bell & Ross)。
今回はそのアイコンのひとつでもある「BR-03」シリーズから時計愛好家の心を掴んで離さない特別なモデルが登場しています。
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「BR-03 ダイバー ブロンズ(BR-03 Diver Bronze)」はこんな腕時計
今回発売された「BR-03 ダイバー ブロンズ(BR-03 DiverBronze)」は2024年に発売されたブロンズシリーズからの大幅アップデート版。
朱印作はさらに洗練された仕様を持っており、ダイバーズウォッチの枠に留まらないエレガントさを醸し出しています。
- 「育てる」愉しみ:CuSn8ブロンズ合金が、年月とともに唯一無二のパティーナ(錆)を生む
- プロ仕様の信頼性:ISO 6425規格に準拠した300m防水と、進化した54時間パワーリザーブ
- 世界限定999本の希少性:所有欲を満たす限定数と、資産価値としても注目
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「パティーナ」が引き立てるブロンズの芸術性
今回のモデルがこれまでのブロンズモデルと一線を画すのは、その「配色」にあり、ブロンズケースそのものは同じながらもダイヤルカラーは「ブラック」「アビスグリーン」「ブラウン」「パールホワイト」の4種類。
たとえば「ブラックダイヤル」だと、艶やかなラッカー仕上げの文字盤、そして新たに採用されたセラミック製の逆回転防止ベゼルに採用される「黒」が背景となることでブロンズケースの温かみのあるコッパーカラー(銅色)がより鮮烈に際立ちます。
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いずれのモデルのケース素材には、船舶のスクリューなどにも使われるCuSn8(銅92%、錫8%の合金)を採用し、海水や空気に触れることによって酸化しつつも徐々にアンティークのような風格を帯びてゆくことが大きな特徴。
これは「完成された製品」を買うのではなく、「共に成長するパートナー」を手に入れる体験に他ならず、ゴールドやステンレススティールのように「酸化しない」ことを目的とした素材の選択とは対極にある存在です。
そしてもちろん「ブロンズ」はかつて潜水服に用いられた素材でもあり、ケースバックには潜水服へのオマージュがレリーフにて再現されています。
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モデル概要:性能・デザイン・スペック
リニューアル版「BR-03」をベースにした最新世代のスペックを見てみると・・・。
主な特徴
- 進化した心臓部:最新の自社製ムーブメント「BR-CAL.302-1」を搭載し、パワーリザーブが54時間に延長
- 視認性の極致:スーパールミノバ®X1を塗布したインデックスが、暗所や水中でも圧倒的な発光を実現
- 装着感の向上:42mmのケース径はそのままに、ラグや厚みが見直され、より袖口に収まりやすいフォルムへ
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スペック表
| 項目 | 詳細仕様 |
| リファレンス | BR03A-D-BL-BR/SRB(ブラック) BR0392-D-LT-BR/SRB(アビスグリーン) BR0392-D-BR-BR/SCA(ブラウン) BR0392-D-WH-BR/SCA(パールホワイト) |
| ケース径 / 厚み | 42 mm / 12.3 mm |
| ケース素材 | サテン&ポリッシュ仕上げ CuSn8ブロンズ |
| ベゼル | ブラックセラミックリング付きブロンズ製ベゼル(ブラック、アビスグリーン) ブラウンセラミックリング付きブロンズ製ベゼル(ブラウン、パールホワイト) |
| ムーブメント | Cal. BR-CAL.302-1(自動巻き) |
| パワーリザーブ | 約54時間 |
| 防水性 | 300m(ISO 6425準拠) |
| ストラップ | ブラックラバー & 超耐性ブラックシンセティックファブリック(ブラック / アビスグリーン) マロン カーフレザーおよびウーブン ブラック ラバー(ブラウン / パールホワイト) |
| 限定本数 | 世界限定 999本 |
| 国内価格(税込) | 792,000円(ブラック) 748,000円(アビスグリーン) 660,000円(ブラック) 693,000円(パールホワイト) |
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なお、ケースはベル&ロスのダイバースシリーズではおなじみの「ペリカンケース」。
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競合比較と市場での位置付け|「四角いダイバーズ」の独占的価値
ダイバーズウォッチ市場において、ロレックスのサブマリーナーやオメガのシーマスターといった「王道」がある中で、ベル&ロスは「唯一無二の形状」という強力な差別化ポイントを持っています。
この「四角」という形状はダイバーズウォッチとしては常識破りとも言えるもので(ダイバーズウォッチは水圧がかかり、均等に水圧を受け止めることが可能な丸型ケースが”セオリー”である)、あえて四角を採用するということは「高い防水技術を持つ」という自信の表れでもあるわけですね。
競合モデルとの比較
- チューダー ブラックベイ ブロンズ:同じブロンズ製ではあるものの、クラシックな円形ケースを採用。対してBR-03はモダン・ミリタリーな佇まい。
- パネライ サブマーシブル ブロンゾ:ブロンズウォッチの先駆者で、しかしサイズが大きく価格も高価。BR-03は42mmという「現実的なサイズ」と「100万円を切る価格設定」で、日常使いしやすいラグジュアリーを提示
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なぜ今、ブロンズなのか?
近年のトレンド分析では「デジタル化が進む現代だからこそ、経年変化というアナログな価値を求める」ユーザーが増えていることが示唆されていますが、このBR-03 Diver Bronzeは、まさにその「不変の価値」と「変化の愉しみ」を両立させた、いまのデジタル時代にも語り継がれるべきマスターピースと言る存在なのかもしれません。
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結論|日常を、冒険へと変えるタイムピース
ベル&ロス「BR-03 ダイバー ブロンズ」は、単なる道具の域を超えた、自己表現のためのデバイスとも言える腕時計。
最初こそはゴールド然と輝くコッパーカラーではありますが、数ヶ月後にはオーナーのライフスタイルを反映した独自のパティーナを纏い、世界に一つだけの表情を見せるように。
そういった特殊性を考慮すると、世界限定999本という限られた枠の中に自分の名前を刻む価値が十分にありそうです。
それぞれのイメージを持つダイヤルカラー、変化し続けるブロンズ。
この矛盾する二つの要素が融合した時、オーナーの腕元はどんな高級時計にも負けない「唯一無二の存在感」を放つこととなりそうですね。
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+α:新しい気付きを得るための豆知識
ブロンズの「パティーナ」はリセットできる?
このブロンズは酸化することによって徐々に鈍い色へと変化してゆきますが、「錆びすぎてしまったらどうしよう」と不安になる必要はなく、というのも市販の専用クリーナーや身近なものではレモン汁などを使うことで、元の輝きを取り戻すことができるから。
つまり、何度でも「新品の輝き」と「渋いヴィンテージ感」を行き来できるのが、ブロンズウォッチの隠れた楽しみ方ということに。
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ISO 6425規格の厳格さ
「300m防水」と謳う時計は多いものの、国際規格ISO 6425をクリアしているモデルは意外と多くはなく、この規格には、水中での視認性、耐磁性、耐衝撃性、さらにはストラップの強度テストまでもが含まれています。
BR-03ダイバーはこの規格をクリアしており、文字通り「プロの潜水士が命を預けられる」本物の計器という一面も持っています。
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