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【ミツバチ注意報】やっぱりアメリカンマッスルはこうじゃないとな・・・。ダッジが「直6ツインターボ、600馬力」の新型「チャージャー ”スーパービー”」を発表

ダッジ チャージャー「スーパービー」全容

Image:Dodge

| マッスルカーの復権。直6ツインターボで覚醒したスーパービー |

「エレクトリック」チャージャーは全く人気がなかったようだ

ダッジのアイコンである「チャージャー」が誕生60周年を迎えるにあたり、かつての名車「スーパービー(Super Bee)」の名を冠した”ハイパフォーマンスな特別仕様車”が発表されることに。

フルモデルチェンジを経て電気自動車(EV)の発売や直列6気筒ツインターボ「ハリケーン(Hurricane)」エンジンを搭載してきた新生チャージャーではありますが、このスーパービーは「真のハイパフォーマンスモデル」を待望していたアメ車ファンの心を揺さぶる一台の登場となっており、しかしながら事前のに予想された「V8エンジン」は非搭載。※ダッジなV8エンジンへの回帰を示唆しており、てっきりスーパービーにはV8が搭載されるものと思われていた

それでもアメリカンマッスルファンの期待に十分応えうる「600馬力」を発生する強心臓が与えられ、ここでその詳細を見てみましょう。

この記事の要約

  • 600馬力&最大トルク531lb-ftを発揮する直6ツインターボ:スタンダードモデルよりターボチャージャーを大径化(56mm)し、エンジンECUチューニングと冷却性能の大幅強化により+50馬力を達成。
  • 0-60mph加速3.6秒、クォーターマイル(1/4マイル)11.8秒:ガソリンエンジンのチャージャーとして最速の直進加速性能を獲得し、マスタング ダークホースをも凌駕。
  • サーキット・ドラッグレース対応の足回りと専用デザイン:20インチ鍛造ホイール、305mm幅のGoodyearタイヤ、16インチ6ピストンBrembo製ブレーキ、可変ショックアブソーバーを標準装備。
ダッジ チャージャー「スーパービー」フロント

Image:Dodge

50馬力アップ。V8不在を吹き飛ばす600馬力パワートレイン

まず気になるパワートレインですが、残念ながら伝説の「HEMI V8」の復活でははく、しかし、ダッジは直列6気筒ツインターボエンジンを限界まで磨き上げることでその不満を打ち消すことに。

標準の54mmから56mmへと大径化されたターボチャージャーを組み込んだうえでECUプログラムを最適化し、さらにはフロントノーズ両サイドへのラジエーター追加や開口部の拡大といった冷却系の大幅刷新を行っています。

これによりベースとなる「チャージャー シックスパック」のハイアウトプット仕様から最高出力が50馬力も向上して600馬力(600 hp)に到達しており、その一方で最大トルクは531 lb-ft(約720 Nm)と数値自体は変わらないものの、発生回転域が従来の3,500 rpm(ピンポイント)から「3,000 rpm〜5,900 rpm」という広大な領域へと拡大し、あらゆる速度域から即座に強烈な加速を引き出すことが可能になっています。

また、ドラッグレースやジムカーナ走行の合間にファンを回し続けてエンジンの熱ダレを防ぐ「Race Prep」機能も新開発・追加されており、これもアメリカンマッスルファンを熱くさせる装備であるとも考えられます。

ダッジ チャージャー「スーパービー」ステアリングホイール

Image:Dodge

直進加速だけじゃない。サーキットも制するシャシーとスペック

新型スーパービーはかつてのアメ車にありがちな「直線番長」ではなく、高出力化に合わせて駆動系、足回り、ブレーキに至るまで過剰なほどの強化が施されており・・・。

2027年型 ダッジ・チャージャー スーパービー スペック一覧

項目スペック・仕様データ
エンジン3.0L 直列6気筒ツインターボ(Hurricane HO改)
最高出力600 hp(約608 PS)
最大トルク531 lb-ft(約720 Nm) / 3,000–5,900 rpm
0-60 mph (約0-96 km/h) 加速3.6秒
1/4マイル(約402m)タイム11.8秒
駆動方式四輪駆動(AWD) ※2WD(後輪駆動)切替モード付
タイヤサイズ305/30R20(Goodyear Eagle F1 Supercar 3)
ブレーキ(フロント/リア)Brembo製 16インチローター+6ピストン / 4ピストンキャリパー
ホイール20インチ鍛造アルミホイール
サスペンション専用チューニング可変ショック + 強化スプリング&スタビライザー

走りをサポートするモードとして、ダンパーを最も硬くし安定性制御を緩める「Track Mode」、そしてトラクション移動を最適化して極限の発進加速を生み出す「Drag Mode」を新たに搭載。

さらに、走行データや映像を記録・解析できるCosworth(コスワース)製ドライブレコーディングシステムも備わっているというので、まさに「サーキット対応の本格派」というわけですね。

ダッジ チャージャー「スーパービー」〜リア

Image:Dodge

レトロポップな意匠とインパクト抜群のカラーリング

そして外観で最も目を引くのは、鮮烈なカラーグラフィックで、ローンチカラーとして用意されたクーペモデルは「サッカーパンチ(Sucker Punch)」と名付けられたイエローにグロスブラックのグラフィックを配置。セダンモデルではブラックボディにイエローのグラフィックという対照的なカラーリングが施されていますが、落ち着いたダークグレー基調のカラーラインナップも選択可能だとアナウンスされています。

  • 専用エンブレム:従来のタイヤを履いたハチではなく、「足元にターボチャージャーを備えた”進化版”ミツバチロゴ」を採用。
  • ライムグリーンのブレーキキャリパー:鮮烈な差し色として足元を際立たせるアクセント。
  • エアロダイナミクス:大型化されたフロントスプリッター(+33%拡大)とリアスポイラーにより、150 mph(約241 km/h)走行時にフロント側で100ポンド(約45kg)のダウンフォースを追加生成。

インテリアにはイエローとシルバーのコントラストステッチが施された専用スポーツシートやイエローの12時位置マーク付きステアリングホイールを採用し、ステアリングホイールには後輪駆動(2WD)モードへワンタッチで切り替えられる専用ボタンも配置されています。

価格と市場におけるポジショニング:V8不在の穴を埋められるか?

現時点で詳細な車両価格は公表されておらず、しかし現行のガソリン最上級グレードである「シックスパック スキャットパック プラス(クーペ:約59,990ドル〜)」を上回る価格設定になることはまず確実。

近年のダッジ・チャージャーはEV(Daytona)モデルの販売不振などもあり苦戦を強いられてきましたが、直6ツインターボ「ハリケーン」エンジンの追加によって徐々に息を吹き返しつつあるというのが現在の状況で、今回の「スーパービー」の追加は”刺激的なアメ車性能を求める層”への強烈なアピールとなるはずです。

一方で、ピックアップトラックの「Ram 1500」が直面したように、既存のマッスルカーファンからは「やはりHEMI V8エンジンの咆哮を聴きたい」という声が根強く残っているのも事実であり、直6ツインターボで600馬力という圧倒的なスペックを示したスーパービーが、どれだけ熱狂的なファンを納得させられるのか、今後の展開にも注目が集まりますね。

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結論:V8を超えた新世代マッスルカーの到達点

新型ダッジ・チャージャー スーパービーは、V8エンジンの伝統に依存することなく、最新のターボ技術と緻密なシャシーセッティングによって「マッスルカーの新しい可能性」を証明してみせた一台です。

直線番長にとどまらないトータルバランスの高さ、そして伝統のグラフィックをあしらった遊び心溢れるデザインは往年のアメ車ファンはもちろん、これまでアメ車に興味がなかった人々にとっても見逃せない存在となることは間違いなく、日本市場への並行輸入にも期待したところでもありますね。

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