>日産/インフィニティ(Infiniti)

今年試乗した中でもっとも衝撃を受けた「日産キックス」に” ロッククリーク”が北米にて追加。コンパクトSUV市場での強敵、クロストレックへと挑む

日産キック「ロッククリーク」パッケージのエクステリア〜フロントサイド

Image:Nissan

| 強力な商品力を誇る日産キックスに「ロッククリーク」が追加 |

残念ながら現時点では北米市場のみでの導入ではあるが

日産がアメリカ市場向けに2027年モデルとして「キックス ロッククリーク(Kicks Rock Creek)」を正式発表。

このモデルは日常使いに優れたコンパクトSUV「キックス」をベースに「野性味溢れるオフロードデザインと機能性」を加えた特別仕様車で、北米で圧倒的な支持を集めるスバル・クロストレックのシェアを奪うべく本格的なオフローダースタイルを纏った「日産渾身の一台」。

ここではそのデザインや機能、グレード別の北米価格までを見てみましょう。

日産キック「ロッククリーク」パッケージのエクステリア〜リアサイド

Image:Nissan

この記事の要約

  • 北米で新型「キックス ロッククリーク」が登場: 日産が2027年モデルとして、アウトドアテイストを強化した「Kicks Rock Creek(キックス ロッククリーク)」を北米市場向けに正式発表
  • スバル・クロストレックを狙い撃ち: コンパクトSUV市場で根強い人気を誇るスバル・クロストレックに対抗すべく、タフな外観と悪路走破性能を高める専用装備をプラスして魅力を向上
  • 全車4WD&2.0Lエンジンを標準装備: 141馬力を発揮する2.0L 4気筒エンジンに4WDシステム、専用のオフロードモードやヒルディセントコントロールを標準搭載
  • 価格は28,840ドルから(約427万円): アラウンドビューモニターやステアリングヒーターなど充実した快適装備を備え、コストパフォーマンスも意識した設定に
日産キック「ロッククリーク」パッケージのエクステリア〜ルーフレール

Image:Nissan

オフロード感を高めた専用エクステリアとインテリア

ロッククリーク(Rock Creek)は、日産がパスファインダーやローグ(エクストレイル)などで展開してきた人気のアウトドア系グレードで、今回キックスにもこの仕立てが導入されたということに。

外観(エクステリア)の特徴:

  • 専用フロントグリル: オレンジのアクセントと山を模したロッククリークエンブレムを配置
  • グロスブラック仕上げ: バンパーやサイドミラーを艶ありブラックで引き締め、精悍な印象を付与
  • 専用17インチアルミホイール&アンバー色デイタイムランニングライト: 足元とライト周りもタフな専用デザインを採用
  • チューブラー製ルーフレール: 最大165ポンド(約75kg)の積載能力を持ち、キャンプギアやマリンスポーツ用品の積載に対応

内装(インテリア)の特徴:

  • TailorFitシート: オレンジのコントラストステッチと背もたれに「Rock Creek」の刺繍を施した専用シート。
  • 快適&安全装備の充実: ステアリングヒーター、フロントシートヒーター、リアエアコン吹き出し口、アンビエントライト、アラウンドビューモニター、後退時自動ブレーキ(RAB)などを標準装備。
日産キック「ロッククリーク」パッケージのエインテリア〜ステアリングホイール

Image:Nissan

走行性能とライトオフロードへの対応

パワートレインには、最高出力141 hp(143 PS)、最大トルク140 lb-ft(190 Nm)を発揮する2.0L 直列4気筒エンジンを搭載し、トランスミッションはXtronic CVTと組み合わされ、駆動方式は全車4WD仕様となります。

本格的なクロスカントリーSUVとまではいかないものの、ライトオフロード走行をサポートする機能として「ヒルディセントコントロール」および草地や未舗装路でのトラクションを最適化する「オフロードモード」が専用装備として追加されており、非常に高い走破性を誇るクルマだといえそうですね。

車種概要、性能・スペックおよびグレード別価格

新型キックス ロッククリークの主要スペック、そして2027年モデルの北米市場におけるグレード別価格一覧(配送手数料1,545ドル除く)は以下の通り。

2027 日産 キックス ロッククリーク 主要スペック

項目仕様・スペック
エンジン2.0リッター 直列4気筒 DOHC ガソリンエンジン
最高出力141 hp (143 PS) / 6,000 rpm
最大トルク190 Nm / 4,000 rpm
トランスミッションXtronic CVT(無段変速機)
駆動方式4WD(四輪駆動)
タイヤ・ホイール17インチ専用アルミホイール
ルーフレール積載重量最大 約75 kg
主な専用装備オフロードモード、ヒルディセントコントロール、TailorFitシート、専用グリル
日産キック「ロッククリーク」パッケージのエクステリア〜ルーフレール

Image:Nissan

2027年モデル 日産 キックス 北米価格一覧(米ドル)

グレード駆動方式車両本体価格(USD)
SFWD$22,790
SVFWD$24,490
SRFWD$26,990
SAWD$24,290
SVAWD$26,490
SRAWD$28,790
Rock CreekAWD$28,840

ベースモデル(S FWD)は従来から約60ドルのわずかな値上げにとどまり、12.3インチの大型インフォテインメント画面やLEDライティング、先進運転支援システムが引き続き標準装備されるなど、シリーズ全体で高い商品力を維持しており、北米だとかなりのヒットを記録するのかもしれません。

Image:Nissan

結論

日産「キックス ロッククリーク」は、都市型コンパクトSUVの利便性に対し「アウトドアで映えるタフなビジュアルと必要十分な走破性を融合させた魅力的な1台」。

スバル・クロストレックが開拓してきた「本格的すぎないカジュアルなオフロードSUV」という領域に対し、スタイリッシュな外観と最新の快適装備を武器にして真っ向から挑む姿勢が明確に表れており、日常での乗りやすさを重視しつつ、休日のアウトドアやレジャーで個性を主張したいユーザーにとってが”極めて強力な”選択肢となりそうです。

日産キック「ロッククリーク」パッケージのエクステリア〜フロント

Image:Nissan

【関連情報・補足】

  • 日本市場と北米市場のパワートレインの違い:日本国内仕様の新型キックスは、日産の看板技術である「e-POWER(ハイブリッド)」が主流となっていますが、北米仕様では耐久性やコストパフォーマンス、高速巡航のしやすさを重視して2.0L NAガソリンエンジンが採用されています。
  • 日本での「ロッククリーク」導入の可能性:日本国内においても、日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)が「ロッククリーク」テイストを取り入れた特別仕様車やオーテック系のカスタムカーを展開する動きを見せており、今後の国内ラインナップ拡充にも期待が高まります。

合わせて読みたい、日産関連投稿

新型日産「キックス」のエクステリア〜フロント
日産が新型「キックス」を世界初公開。6年ぶりのフルモデルチェンジ、待望の「e-4ORCE」初搭載、デザインモチーフは「アメフトのヘルメット」

Image:NISSAN | キックスがずいぶん立派に「成長」しフルモデルチェンジ | 価格は299万7000円から、けっこう売れそうである 「日本のコンパクトSUV市場に、また一台、本命のゲームチェ ...

続きを見る

日産キックス(ホワイト)のエクステリア〜フロント
新型日産キックスを見てきた。画像よりも実車のほうが格段に「質感とデザイン性が高く」、ここまでお金のかかった日産車を久々に見たような気がする

Life in the FAST LANE. | 本気になった日産のニューモデルはやはりスゴかった | 今後の日産の「反撃の狼煙」となるのがこの新型キックスである さて、現在ぼくがもっとも注目している ...

続きを見る

日産キックス(ホワイト)のエクステリア〜リア
【試乗:日産キックス】日産「復活の狼煙」となる一台。ここまでの完成度とデザイン性、「こだわり」を誇るのであればもはや輸入車を購入する意味を見いだせない

Life in the FAST LANE. | これまで輸入車の魅力といえば「デザイン」「質感の高さ」ではあったが | 日産はグローバル化を経て欧州の自動車メーカーと対等に戦えるだけの実力を身に着け ...

続きを見る

参照:Nissan

->日産/インフィニティ(Infiniti)
-, , ,