
| 本気になった日産のニューモデルはやはりスゴかった |
今後の日産の「反撃の狼煙」となるのがこの新型キックスである
さて、現在ぼくがもっとも注目している日本の自動車メーカーが「日産」。
その日産「キモ入り」となる新型キックスを見てきたのでその内外装を紹介したいと思いますがぼくがいま日産に注目するのは以下の理由からとなっています。
- カルロス・ゴーン以降の日産は「メーカー」であるにもかかわらず、積極的な製品開発よりも「コスト削減」を選んだ
- 提案製の高い製品よりも、「すでにある需要」を満たす製品を作るというマーケットイン的性格が強くなってしまい、製品に面白みがなくなってしまった
- 製品の品質を(コストカットのため)あからさまに下げてしまった
- 結果的に消費者の期待に沿えない、あるいは裏切る形になった
- つまるところ「将来」よりも「いま」を重視したがために未来を築くことができなかった
- しかしイヴァン・エスピノーサ体制になってからは「利益を得るための製品群」と「心を揺さぶる製品群」とを明確に分け、未来のための投資を始めた

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新型日産キックスはこんなクルマ
そこで新型キックスを見た印象ですが、一言でいうと「けっこう(いや、かなり)イケてる」。
ぼくがもっとも「おっ」と思ったのはこのリアセクションで、テールランプにガーニッシュ、そしてリアバンパーとその周辺にあしらわれた樹脂パーツは非常にインパクトがあり、これは後続車に対してもかなりの視覚的衝撃を与えることになりそうです。
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そしてフロントの存在感も相当なものであり、こちらは先行車のミラーごしにそのプレゼンスをアピールすることになりそう。
実際のところ、このキックスが自車の前あるいは後ろについた場合、そのデザインに目を奪われることは間違いなさそうですね。

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日産キックスは「見どころ満載」である
そしてフロントの樹脂パーツのあしらいかたも非常に印象的で・・・。

このアンダー部分のひし形は相当にスペクタクルではありますが、これは「スニーカー」をイメージしてデザインされたと説明されている部分ですね。

そしてこのひし形はサイドアンダーにも反復されており、これは見る角度によって「光の反射」が変わるため、クルマのまわりを一周回ってみると”まるでプリズムのような”美しい表情を見せてくれます。※一瞬、「どうなってるんだコレ」と思ったくらい不思議な輝きである

リアバンパーのアンダー部も同様ですね。

なお、このグリル含むフロント部は「アメリカンフットボールのヘルメット」を意識してデザインがなされたものだといい、「Vモーショングリル」の呪縛から解き放たれてデザイン的自由度が増した恩恵といったところかもしれません。
そしてもちろん先代キックスとは大きく変わったところでもあり、完全に別のクルマといった感じですね。

そしてドアミラーの付け根には「KICKS」の文字がエンボス加工され・・・。

フロント(牽引フック取り付け口?)バンパー内にもKICKSロゴ。

そしてCピラーのガラスには「KICKS」の”透かし”。

なお、ルーフサイドにはメタル調(あるいは本物のメタル)のブレードが装着され、これはちょっと前からの日産車のひとつの特徴でもありますが、このパーツの質感やデザイン性はけっこう高く・・・。

このサイドアンダー部分のインサートもまたブレード状パーツとデザイン的類似性があり、やはり高い品質とデザイン性を持っています。

ルーフはなだらかに下がる「クーペスタイル」、そしてリアサイドウインドウは天地が狭められることで車体上部のマスを小さく見えるように工夫されています。

なおフロントフェンダーからドア、そしてリアフェンダーには1本のプレスラインが入り・・・

このラインが前後フェンダーのふくらみを強調することに。

なお、バッジ類はマット仕上げのメタリックグレーを採用しており、なかなかに高級感があります。

日産キックスのインテリアは「かなり高い品質」を持っている
そしてここからはキックスのインテリアで・・・。

「エクステリアはイケててもインテリアはイケてない」クルマは多々あるものの、このキックスはインテリアの完成度も非常に高く、外装同様に驚かされる部分が多数存在します。
まず目を引かれるのは内装に使用されるファブリックですが(全然安っぽくはなく、むしろレザーより高級感がある)、これはグレードによって違いがあるようですね。

拡大するとこう。

ドアインナーパネルだとこんな感じで・・・

スイッチパネルにはヘアラインが入り、外周にはピアノブラックが使用されるなど、なかなかに高い質感を持っています(別体構成を持っており、かなりコストがかけられている)。

シートはこんな感じで・・・。

座面とシートバックには複雑なエンボス。

そして興味深いのはステッチが「2トーン(グレーとベージュ)」ということであり、これはダッシュボードも同様です。

スイッチ類は「タッチ式」と・・・。

物理式が組み合わせられており、よく使用される機能が目立つところに配置されるなど、ユーザー目線に立った設計がなされているように思います。

ステアリングホイールは「すっきり」、しかし数っち類のレイアウトは生前とされており、高い機能性を持つもよう(使用されるのはスムースレザーであり、手触りがいい)。

なお、インテリア全体の質感とデザイン性(さらにインフォテイメントディスプレイやメーターのグラフィックまでを含めて)は「非常に」高く、現時点の最新モデルの平均値だと「国産車トップレベル」にあるという印象。
そしてそれはどういった部分かというと、素材の選択、樹脂パーツの表面処理(波打ち含む)、金属風加工の品質、樹脂パーツのシボ加工、レザーの手触り、レザー部分のパディング(日本車はここに弱いことが多い)、そしてもちろん「チリ」。
まったくの個人的な意見ではありますが、現時点でのトップは日産、次点がマツダ、そしてトヨタ、ホンダ、スバルという順番ではないかと考えています。
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