先日イキナリ新型車を発表して周囲を驚かせたケン・オクヤマ氏ですが、その「kode57」のルーツともいえる彼のデザインがあったことが判明。
それは氏がピニンファリーナ時代に作成したフェラーリ「Rossa(ロッサ)」ですが、類似する点が多数あり、ケン・オクヤマ氏はずっとこのアイデアを温めていたのかもしれませんね。
フロントの比較。
縦長ライト、ちょっとだけ見えるエンジン、ウインドスクリーンや先細りとなるボンネットのライン(これはエンツォでも用いられている)など、共通のデザインを持つことがわかります。
サイド。
これも多くの共通性があり、リアの処理を除いてはほぼ同一と言ってよいほど。
リアは大きく異なり、Rossoの優雅な雰囲気から一転して大型ディフューザーを持つアグレッシブな雰囲気に。
他針全体的なバランス、シルエットはよく似ていますね。
内装においても左右シートを分ける手法などに共通性が見られます。
画像ではcode57のシートは左右で異なりますが、実際に展示された車両は左右とも同じシートカラーですね。
なおkode57のドアの開き方はこんな感じ。
ライカン・ハイパースポーツ同様ですが、この開き方がよりエキゾチックさを増幅しているとも言えます。
サイドシルの高さも往年のスポーツカーらしくて良いですね。
こちらは会場に搬入されるkode57。
実際に動く様子やテールランプが光る様が確認できます。