| フェラーリ”XX”モデルは実際に持って帰ることも可能 |
フェラーリは「XX」プログラムを用意しており、これは選ばれたオーナーのみが「XX」と名のつくモデルを購入できる上、フェラーリの開催するサーキット場でのトレーニングプログラムに参加し、フェラーリから直々にレッスンを受けることができる、というもの。
フェラーリはこのプログラムを通じ、ここで得た情報を市販車にフィードバックするという関係が成り立っています。
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一般には持ち出しが厳禁と言われていたが
その「XXプログラム」ですが、一般には「フェラーリXXモデルは購入者が自宅に持ち帰ることは不可能で、フェラーリのファクトリー(マラネロ)に保管しなくてはならない」と言われてきたのですね。
しかしながらそのネット上の「都市伝説」を見たグーグルの役員(本人はフェラーリ599XXエボルツィオーネ、その妻はフェラーリFXXKを所有)が、インスタグラム上で「その話は嘘。だって自分は持って帰ってるもん」と画像付きでコメント。
やっぱりオーナーでないとわからないことは多い
これで一気に都市伝説は崩れ去ったわけですが、こう言った車はやはり「オーナーでないと」わからないことが多いですね。
これはフェラーリはもちろんですがポルシェやランボルギーニのロードカーに関しても同じことが言え、世間で言われていることと所有してわかった「実際」とは結構差がある、と思います(ぼくも実際に購入し所有してから初めて知ったことが多い)。
なおアストンマーティンでは「ヴァルカン」、マクラーレンでは「P1 GTR」で同様のプログラムを実施していますが、両者とも自宅に持ち帰り可能ということは判明しています。
加えてこのgoogle役員によると、フェラーリXXモデルであっても、フェラーリが開催する以外のイベントに参加可能、とのこと。
ただ、こう言ったモデルは公道走行不可能なので、このgoogle役員はフェラーリのイベントに参加する都度、自分の599XXと妻のFXXKをアメリカからイタリアまで空輸していることになりますね。
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