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世界で一台、4ローター+4WDのマツダRX-7が登場。10代の頃に購入した車をコツコツ改造(動画あり)

2016/11/14

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世界初、マツダRX-7を4WD化、さらには4ローター化した男が登場。
なんでも10代の頃に購入したRX-7に対する愛情が昂じてしまい、大金をつぎ込んでこのような状態になってしまったようです。
なおエンジンの出力は1200馬力(レース用ガソリンだと1800馬力)でサスペンションもレーシングカーのような構造に。

おそらくキャビン周辺以外はもとのRX-7としての構造を残していないんじゃないかと思いますが、彼の目標は「ボンネビルにて、ロータリエンジン搭載車最速」という記録を打ち立てること。
この計画を「プロジェクト・アフラ」と命名するあたりにも彼のマツダ愛が見られます。

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なお「マツダ」という車名はゾロアスター教の神、「アフラ・マズダ」から来ており、けして「松田さん」が会社を興したわけではないので要注意。
トヨタは豊田さん、ホンダは本田さん、スズキは鈴木さんが会社を設立しているので「マツダも松田さんが」と思うのですが実はそうではなく、しかし彼はそのあたりを理解してプロジェクト名を名付けたということになります。

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カスタムの途中では輸送業者がエンジンを紛失し、何故か後日そのエンジンがe-bayで売られていたりということもあったものの、とりあえず現在は一定の完成を見ているようですね。
なおトランスミッションはホリンジャー製シーケンシャル(ストレートカット・ギア)。
フロントデフはE36M3、リアデフはM5から、フロントアクスルはコルベットZR1からという感じでパーツを流用していますが圧巻はターボチャージャー。
ギャレット製の98ミリボールベアリング・ターボを積んでいますが、4ローター(2600cc)にシングル(しかもビッグ)ターボというところを見ると、とんでもない「ドッカンターボ」ということが想像できますね。

かなり運転は難しいと思いますが、おそらく彼はこのRX-7のカスタムとともに歩んできたはずなので、「彼だけは」乗りこなせるものと思われます。

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