アメリカではSUVの売れ行きが好調ですが、アメリカそしてカナダの警察までもがSUVを導入する模様。
シボレー・タホ、フォード・エスクスプローラーが対象となっており、SUVの方が走破性や積載性が高く見通しも良さそうで、逆になぜパトカーに採用されなかったのかが不思議。
都市部においてはダッジ・チャージャーやフォード・トーラスなどのセダンが導入されることが多いとされ、しかし郊外ではSUVの方は使い勝手は良さそうですね。
カナダだと年間で1800から2000台のパトカーが導入されており、現在は1200〜1300台はセダン、1600台くらいがSUVになってきている、とのこと。
アメリカだとこれが年間10000台になるそうですが、やはりアメリカ人は体が大きいからか「乗り降りが楽」という理由でもSUVがパトカーに好まれることもあるようです。
パトカーによってはショットガンホルダー、ドーナツ&ドリンクホルダーがあると聞いたことがあるものの(都市伝説かもしれない)、この車両には見たところドーナツホルダーは装備されていなさそうですね。
ニューヨーク警察がスマート・フォーツーをパトカーとして100台導入。
ロサンゼルス警察ではBMW i3をパトカーに導入しましたが、このところ警察にて小型車両を導入するケースが増えていますね。
さらにニューヨーク市警にはスマート150台が追加になるとのことですが、これらスマートは今まで使用されていたエアコン無し、体もむき出しの3輪バイクに置き換えて使用されるとのことで、警官にとってはずいぶん環境が改善することに。
パトカー仕様スマート・フォーツーの改装の範囲はさほど大きくなく、外装がNYPD仕様になりパトライトや無線が付くくらい。
アメリカのパトカー伝統の「ショットガンホルダー」や「ドーナツホルダー」があるかどうかは不明です。
なおアメリカと言うとビッグでファットなコップがたくさんいるイメージがあり、スマートに二名警官が乗るとかなり車内がタイトになるかもしれませんね。