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これはいいカラーリング。製造番号2番のマクラーレンP1 GTRが中古で販売中

2017/01/22

カリフォルニアにて、マクラーレンP1GTRが中古にて販売中。
375台が限定販売されたマクラーレンP1のサーキット専用モデルで、P1よりもさらに少ない35台のみが限定販売された車です。
なお購入できるのは「P1のオーナーのみ」という異常に敷居が高い車(公道走行できないので、専用の保管場所や輸送手段も必要に)。

エンジンはP1よりも84馬力の出力向上が図られ、実に987馬力を発生。
数々の軽量化やダウンフォースが図られており、それは見た目のアグレッシブさでもわかる通り。

販売しているのはマクラーレン・ニューポートビーチ(正規ディーラー)で、ボディカラーはシリカ・ホワイトとディープブルーのレーシングストライプ。
P1GTRとしての製造は「2番目」の個体となり、そのためドアやウイングに「02」のナンバーが付与されています。

リアウイングはとにかく巨大。
このP1GTRを公道走行可能な仕様へとコンバートする会社もありますが、費用は1億円以上(つまりこの車がもう一台買える)、とも言われます。

目に入るところはほとんどカーボン。
室内は他の部分とは異なり艶消し仕上げのカーボンファイバーとなりますが、これは(フロントウインドウへの)反射を抑えるためかもしれませんね。

サーキット専用車であるため、シートは一つとなっています。

関連投稿:マクラーレンP1 GTRが北米で納車に。グリーンとオレンジのコンビ

北米のオーナーにマクラーレンP1 GTRが納車。
わずか35台のみの納車で価格は3億5000万円ほどとも言われます。

このマクラーレンP1 GTRは濃いグリーンとオレンジとのコンビとなっており、非常に珍しい組み合わせですね。

見ての通りロードカーとは異なる部分も多く、とくにエアロパーツはアグレッシブ。
出力は1000馬力にまで高められ、サスペンションは当然レース仕様。
車高も極限まで落とされ、ドアミラーもAピラーに移動していますね。

関連投稿:サーキット専用モデル、マクラーレンP1 GTR生産開始。同時に納車もスタート

マクラーレンP1を購入した人のみが注文できる「P1 GTR」。
すでに生産が行われており、そのうちの一台がスゥエーデン人のオーナーのもとへ。

P1GTRというとサーキットオンリーの過激なモデルですが、この個体はパールホワイトのボディカラーということもあってロードカーのような印象すら受けますね。

先日マクラーレンP1が375台すべての生産を終えたと発表がありましたが、(空いた)同じラインでP1 GTRを生産しているのかもしれません。

なおP1 GTRはフロントトラックが広くなっており50キロ軽量。
ウインドウ類の一部はポリカーボネートに置き換えられ、馬力も100馬力ほどスタンダードのマクラーレンP1より高くなっています。

立ち位置としてはフェラーリFXX Kやアストンマーティン・ヴァルカンと同じような感じですが、スペインの会社がP1GTRをロードカーにするプランを(かなり高額ですが)提供しています。

関連投稿:未走行のマクラーレンP1GTRが販売中。1億円以上のプレミアを乗せ5億円だ

デンマークの中古車ディーラーがマクラーレンP1GTRの未使用車を販売中。
走行距離はデリバリーマイレージのみで完全未使用とのこと。

マクラーレンP1GTRはマクラーレンP1のオーナーのみに販売される車で、マクラーレンP1自体は375台のみの限定で、さらにP1GTRは45台の限定。
P1そのものもお金があれば買えるシロモノではなく、マクラーレンF1の購入者へ優先的に購入権が与えられるため、購入の敷居が非常に高い車です。

今回販売されるP1GTRはそういった事情を反映してか、新車価格3億6000万円に対して5億円とロードカーのP1一台分のプレミアムが上乗せされていますが、それでもまだ良心的な価格なのかもしれない、と考えたりします。

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