カーレックスがマセラティ・グラントゥーリズモの内装をフルカスタム。
「マセラティ・グラントゥーリズモ”グラマー”バージョン」と名付けられており、その名の通り豪華な装飾がほどこされています(でもどこか退廃的)。
内装はレザー、アルカンタラ、ウッドを用いていますが、それぞれの素材をそれぞれの部位において効果的に使用。
ウッドパーツはちょっと再生材っぽいというかクラッシュ加工が施されていますね。
シート、アームレストは独特のモチーフをデザインとして採用。
ステアリングホイールにもクラッシュウッド。
キーとキーホルダー。
こういった細かい部分にまで手が入るのはさすがカーレックスだと思います。
カーレックスはこれまでも希少な皮革を使用したり特殊な加工を用いたデザイン、様々なモチーフを活用した内装カスタムを行っており、中には「H.R.ギーガー(エイリアン)」風のデザインを持つものも。
そんな「異色チューナー」とも言えるカーレックスですが、ぼくはやはり「サムライGT-R」が大好きです(サイドブレーキなどが刀の柄風のデザインとなっている)。
ブルガリアのチューナー、Vilnerがマセラティ・グランカブリオの内装をカスタム。
外装には手を付けず内装のみに手を入れたのは面白いところで、Vilnerはブラウンとボルドーのレザーにてこれを実現。
ステッチはホワイトが使用され、専用のバッグやトランク内のフロアマットまで作成しているのは新しいですね。
なおルームミラーやシートベルトを通す(シートの肩部分の)ループなども手が入り、まさに内装フルカスタム。
欧州にはVilnerはじめCarlexなど内装を専門に手掛けるチューナーが存在しますが、それだけ需要が高いのかもしれませんね。
マイアミのチューニングショップ、F355からマセラティ・グラントゥーリズモ。
パールホワイトのボディカラーにイタリアントリコローレ、マットブラックのホイール、そしてブラックアウトされたエンブレムやトリムが特徴。
なおホイールはStrasse SM5で21インチ、車高は極限まで落とされていますね。
エキゾースト・システムにも手が入っているそうで、およそ考えられるところはカスタムされている、という感じです。