| 意外とあった、16気筒エンジン搭載のクルマたち |
16気筒というとブガッティ・ヴェイロン/シロン、チゼタV16T程度しか思いつかず、9台もあったかなと考えたものの、動画を作成するからにはやはり9台が勢ぞろい。
いずれもエンジンをかけたり走行したりする様子が収められており、16気筒の咆哮を堪能できる動画となっています。
1.DEVEL Sixteen
そういえばこんなのあったな、という車。
12.3リッター、V16クワッドターボ、0-100キロ加速1.6秒(1.6秒ですよ!)、最高速度350km/hというトンデモスペックの車です。
完全に構想だけのモックかと思っていたのですが、動画では実際に走行し、凶暴なサウンドを披露。
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2.キャデラック・シックスティーン
13.6リッターV16、1000馬力というスペック。
意外とタイヤが細く、1000馬力を受け止めることができるのかどうかはちょっと心配ですね(直径が大きすぎて細く見えるだけで、じつは十分な太さがあるのかも)。
16気筒というとブガッティ・ヴェイロン/シロン、チゼタV16T程度しか思いつかず、9台もあったかなと考えたものの、動画を作成するからにはやはり9台が勢ぞろい。
いずれもエンジンをかけたり走行したりする様子が収められており、16気筒の咆哮を堪能できる動画となっています。
3.ブリティッシュ・レーシング・モータースV16
これは全く存在を知らなかったのですが、14.9リッターで550馬力。
馬力こそは低いですが、最高出力は発揮するのはなんと12500回転という、大排気量エンジンらしからぬ高回転型(小排気量でもこんなエンジンはちょっと無い)。
名前からしてイギリスの車のようですが、イギリス人は基本的に「車とバイクとの差は”タイヤの数だけ”」と考えているフシがあり、バイクみたいな車を作る傾向がありますね。
なお1気筒あたりの排気量は0.93ccとなり、これはポルシェの「1気筒あたり750cc」を超えて世界最大かもしれませんね。
4.ブガッティ・ヴェイロン
8リッターW16、クワッドターボで1001馬力。
16気筒としては世界で最も販売台数が多い車かもしれません。
5.チゼタV16T
これは非常に有名で、6リッター552馬力というスペック。
今ではあまりインパクトのある数字ではありませんが、当時は衝撃的でしたね。
6.Marmon16
全く知らなかった車ですが、スペックは不明のようですね。
全容も見えず、しかし推測するにホットロッドのような車で、フレームにエンジンとシート、メーターを取り付け、サスペンションとタイヤ/ホイールを付けただけのような車に見えます。
今回の動画の中ではもっとも狂気を感じさせる一台と言って良いでしょう。
7.ブガッティ・シロン
8リッターW16、1500馬力という強力なスペック。
洗練されて見えますがサウンドは凶暴です。
8.アウトウニオン・タイプC
6リッターV16、520馬力。
アウディの前身となる会社の車ですが、そのサウンドは今回登場したメンツの中ではもっとも迫力があります(パワーウエイトレシオも最強かもしれない)。
9.マセラティV4
これも存在を知らなかった車ですが、4リッターV16、280馬力とのこと(1気筒あたりの排気量がかなり小さい)。
おそらくロードカーと思われ、当時として相当に強力なスペックだったことが想像できます。