クラシックランドクルーザーのレストアで名を馳せた「FJカンパニー」が1981年製トヨタ・ランドクルーザーをレストア。
モデルはFJ45で、兵士輸送に使用されていたことから、この形式は「トルーピー(Trropy)」の愛称を持つそうです。
この個体はコロンビア政府にて使用されていたものだそうですが、見ての通り新車同様に完璧にレストアされています。
なおFJカンパニーは以前にも同じFJ45をレストアしており、完成後にドバイのコレクターへと納車。
その際はホワイトとブルーの爽やかなボディカラーに仕上げていましたが、今回はシックなベージュに。
このボディカラーはトヨタの純正色となっているものの、レストアの際にはオリジナルに忠実なだけではなく、実用性も重視し、サスペンションやソフトトップは当時のものよりも信頼性の高いものを使用するなど、車をよく理解したカスタムが施されています。
面白いのはランプ類がLEDとなっていることで、さらには最新のエアコンやオーディオも装着済み(それでも見た目は純正にうまく溶け込んでいる)。
エンジン、トランスミッションもより新しい世代のパワフルな、そして信頼性の高いものへと改められているようですね。
外観はオリジナルのまま、しかし実際の機能部品は最新というレストアは非常に「贅沢」なものだと考えており、こういったことができるショップ、そして注文するオーナーは相当に優れたセンスの持ち主だと思います。
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VIA:CARSCOOPS