| ポルシェのウイングは昔からデカかった |
最近ポルシェがハマっているシリーズ、「トップ5」。
これまでにも「もっとも素晴らしいサウンドを誇るポルシェのトップ5」「もっともレアなポルシェ、トップ5」を動画で公開してきましたが、今回は「もっともワイルドなリアウイングを持つポルシェのトップ5(The wildest Porsche spoiler and rear wings)」。※上の画像はポルシェの巨大な空洞実験施設
これはレース部門の前責任者、ノルバルト・ジンガー氏が紹介するもので、思い入れが詰まったものとなっています。
まず5位はケイマンGT4。
最高時速295キロを誇り、必要なダウンフォースを獲得するために標準モデルとは大きく異るリアウイングを装備。
4位はポルシェ959。
リアフェンダーからリアセクションにかけて一体となった大きなリアウイングが特徴で、最高時速は317キロ。
3位は911RS2.7(これは優れたサウンド編にも登場)。
当時のロードカーとしては非常に高性能であり、最高時速は245キロ。
「元祖」ダックテールでもありますね。
2位はパナメーラ・ターボ。
最高時速は306キロで、その大柄なボディを地面に押さえつけるためにリアウイングも大型化。
ただしサルーンという性格上、上品さを失うわけにはゆかずにウイングは格納式となる上、展開時には「上に持ち上がってから左右に開く」という特殊な構造を持っています。
さらには展開時のスピーディーさも特筆モノ。
1位は935「モビー・ディック」。
最高時速は366キロ、ル・マンの直線(ユーノディエール)での速度を追求するために前後オーバーハングを大幅に延長。
その速度に対応するためにリアウイングも巨大化したレースカーですね。
上記には「革新的な」という意味合いも含まれているのだと思いますが、ぼく的に「巨大なリアウイングを持つポルシェ」といえばやはり911 GT2(993)。
フロントから見ると吸気口が設けられた特殊な形状であり、後ろから見てもその「うねった」形状があまりに独特。
体積としてはかなりのものがあり、実物を見ると相当にインパクトがあるウイングです(さらに”911 GT2レーシング”ではエクステンションが装備されて巨大に)。
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