さて、ドライビングポジションについて考えてみたいと思います。
ぼくらは自動車教習所でおおよそのことは習いますが、それは「安全に走るため」であり「速く走るため」ではありません(共通する部分がほとんどではありますが)。
そこで免許取得後、実際に自分の車を運転するようになったときに「速く走る時のドライビングポジションはどうなのか」というのは教えて貰う機会がなく、よってここで見直してみよう、ということですね(そもその教習所では免許を取ることしか考えていないのでドラポジについてなんか考えていなかったと思う)。
なおぼくが時々参加するホンダのドライビングスクールでは「速く走るための基本」をドラポジから教えてくれるので非常に参考になり、免許取得後には他の人から「正しいドライビングポジション」を指摘されることも、これ(ドライビングスクール)以外にはないためになかなかに新鮮な経験。
まずはマツダの考えるドライビングポジション。
マツダはドライビングポジションには非常にこだわっており、マツダの考える「正しい」ペダルレイアウトを実現するためにエンジンそのものを前に押しやってしまったメーカー。
よってマツダの車は他メーカーのように「フロントバルクヘッドにエンジンを近づける」のとは逆の構造となり、よってフロントがかなり長くなっていますね。
https://www.youtube.com/watch?v=XPhnoAfNano
次いでシートメーカーのレカロ。
これは速く走るためというよりは「正しい座り方」ですが、やはり参考になります。
https://www.youtube.com/watch?v=WYMOg22P6aA
こちらはカスペルスキー・レーシングが公開する、「サーキットを速く走るためのドライビングポジションと操作」。
ステアリングホイールやシフトノブ、ペダルを操作するにはどういった角度がいいか、どういった動線で行うか、ということが視覚的にわかりやすくなっています。
これはまず縁がありませんが、フォーミュラカーのドライビングポジションについて、ルイス・ハミルトンが解説する動画。