| アメリカ人のカスタムにはいつも驚かされる |
ワイルド・スピード MEGA MAX(2011)に登場した1971年製プリマス・バラクーダがオークションに登場。※そろそろオークションが終了していると思われるものの、まだ結果は表示されていない
これは”フランケンクーダ”と命名された車両で、HEMI V8エンジンの上に巨大なスーパーチャージャー、ウルトラドミネーター・キャブレターを載せていることが最大の特徴(キャブレターはルーフの高さをはるかに超えている)。
そのほかのカスタムとしては強化済み3速トランスミッション、コイル式サスペンション、ディスクブレーキにタイヤ/ホイール、内外装カスタムなど。
カスタムにはなんと純正オプションも使用
その詳細を見てゆくと、ホイールはバドニック、ディスクブレーキはウィルウッド、ボディカラーは「スネークスキン・グリーン」。
ボディ上部はブラックにグレーのグラフィックが入り、「MOPAR(モパー)」の文字も。
なお、モパーとはダッジやジープなどFCAグループのアメリカンブランド車に対して用意されるオプション群で、語源は「モアパワー(MORE POWER)」。
日本や欧州車のオプションとは異なって「ハイパワーエンジン単体」が供給されたり、という過激なラインナップが特徴です。
もちろん今回の「フランケンクーダ」にもモパー製のパーツが組み込まれることになりますが、そのために過去「モパー・コレクターズ・マガジン」の表紙を飾ったこともある、とのこと。
そのほかダッシュボードにはヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ドゥエイン・ジョンソン、そして監督のジャスティン・リンのサインが入るという豪華仕様となり、コレクターにとっては「たまらない」一台となりそうですね。
ダッシュボードにも「モパー」のマークが入り、インテリアだとメーター類がモパーつまり「純正オプション」とのこと。
そのほかにはこんな「ワイルド・スピード」登場車両が販売されたことも
なお、ワイルド・スピードの撮影には相当数の車両が制作され、同じ人物が乗るクルマでも「走行用」「停車時用」など複数台が作られることも。
この「ドリフトキング」ことタカシのドライブしたグラフィック入り日産フェアレディZも数台が作られ、たびたび中古市場に登場するようです。
そしてドラッグレースであっさり負けたフォルクスワーゲン・ジェッタも何度か市場に出てきていますが、その都度価格が上がっているようです。
そして最近ではワイルド・スピードに登場したクルマのコレクターがその所蔵車両を公開していますね。
【動画】ワイルド・スピードに登場したクルマのコレクターがその内容を公開!やはりブライアンのスープラは他の車とは一線を画すカスタムが施されている!