| 少量生産車が品質で悩むのはよくあることだが |
それにしてもこのレズヴァニ・タンクの未来っぷりはハンパない
さて、ここ最近はあまり話題が出なくなった米少量生産メーカー、レズヴァニ(REZVANI / レズバニ)。
創業当初は超軽量なスーパースポーツ「ビースト」にてその名を轟かせ、第二弾としては装甲車並みの防弾性能を誇る「タンク」を発売しています。
いずれも規格外の性能を持っていたものの、現代はそれだけで名が知られることはなく、有名になったのは米シンガー、クリス・ブラウンが購入したため(ランボルギーニはじめ数々のスーパーカーを所有し、カスタムするカーマニアでもある)。
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防弾車なのにフロントバンパーが外れる
そんなクリス・ブラウンですが、今回は所有しているレズヴァニ・タンクのフロントバンパーが外れてしまい(どうやら製造時に問題があったらしい)、行きつけのカスタムショップ、RDB LAにて修理を頼むことに。
なお、レズヴァニ・タンクは民生用としては最高レベルの防弾性能を持つクルマですが、フロントバンパーについては防弾性能を持っているわけではなく、軽量なカーボンもしくはグラスファイバーにて成形されているもよう。
ちなみにこのレズヴァニ・タンクはおよそ2800万円くらいの「非常に」高価なクルマです。
開発時のテーマは「ミリタリー x フューチャー」といいますが、まさにそんな感じの外観ですね。
レズヴァニ・タンクは1000馬力を誇るというが
なお、このレズヴァニ・タンクに積まれるのはダッジ・デーモンの6.2リッタースーパーチャージャー付きV8で、レズヴァニいわく「1000馬力を発生」。
ただし数々の高性能車をドライブしてきたRDB LAによると「おそらく1000馬力は出ていない」とのこと。
しかし1000馬力は出ていないといえど実際には(その巨躯によらず)軽快な走りを見せるといい、それなりに楽しいクルマであるのは間違いなさそう。
なによりもそのルックスが独特なところがいいですね。
多種多様なクルマが走るロサンゼルスでも格段に目立つこと間違いなし。
このレズヴァニ・タンクについては半ばオーダーメイドのような車両ではありますが、このクリス・ブラウンの所有する個体についてはスモークスクリーン、ストロボライト、サイレン、さらにはサーマルナイトビジョン、弾道保護、軍用ランフラットタイヤ、防爆フロア、装甲ラジエーター、セルフシーリング燃料タンク、強化サスペンション、電動ドアハンドル、インターホン、ガスマスク、EMP保護などのオプションが装備れているといい、どんな状況でも生き延びることができそうです。
参考までに、防弾装備は一部オプション扱いとなっていて、EN-B4(拳銃対応)、EN-B6(アサルトライフル対応)、B7(徹甲弾等対応)がラインアップされ、価格についてはB4で500万円、B7で1100万円程度だとアナウンスされています。
レズヴァニ・タンクのフロントバンパーを修理し、LAを走る動画はこちら
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参照:RDB LA