| 誰得?コルベットベース、価格1億6000万円のカンスタムカー |
2018年のジュネーブ・モーターショーにて発表されたコンプリートカー、「イードン・グリーン・ゼクラット(Eadon Green Zeclat)」がモナコの路上で目撃。
モナコというとハイパーカーはもちろん、意味不明の改造車や、過激チューンが施されたスーパーカー、リバティーウォークやマンソリー、ブラバスといったチューナーのパーツで武装したクルマがワンサカいる、という印象です。
果たして何代の受注が集まるかが価格を決める
イードン・グリーン・ゼクラットはイギリスのコーチビルダーによって製造されたクルマで、そのテーマは「1930年代のフランス車」。
たしかにクラシカルな外観を持つもののベースはシボレー・コルベットで、そのフードの下に収まるのは460馬力のV8エンジン。
トランスミッションは8速ATもしくは6速マニュアルを選択できる、とされています。
昔風の外観を持つ割にベースやインテリアはスポーツカー(コルベット)というアンバランスなクルマで、外観やコンセプトを考えるにジャガーやベントレーをベースに選んだほうが良さそうに思えるものの、ここは譲れないなんらかの「こだわり」があったのかもしれません。
なお価格は「受注数により」決まるとしており、受注が5台以下であれば1億5000万円、もし年間生産予定数(これが精一杯)の25台に達した場合は8000万円くらいという設定で、注文する人にとってはかなりギャンブルに近い要素も。※ただし品質は非常に高いように見られ、払える人にとっては価値のある一台かもしれない
今回走行しているのは顧客が購入したものではなく、このコーチビルダーが展示用に制作した車両だと思われますが、たしかにインパクトは抜群だと言えそうです。
それでは動画を見てみよう
こちらがこのナゾの車、イードン・グリーン・ゼクラットがモナコを走る動画、「$1.4 Million Eadon Green Zeclat Coupe - Exhaust Sounds!」。