一般人が偶然にも新型コルベットZR1の試作車を目撃！5.5リッター・フラットプレーンV8をツインターボ化し850馬力を発生すると言われるが【動画】

｜　このシャープで直接的なサウンドはフラットプレーンクランクV8だと考えていいだろう　｜

おそらくそのパフォーマンスは欧州のスーパーカーを凌駕するレベルになるだろう

さて、早いものでC8世代のコルベットZ06が発表されて1年以上、そしてコルベット初の電動化モデルにして4WD「E-Ray」が発表されてはや半年。

C8コルベットはその発表前からその派生モデルの発売計画がリークされており、驚くべきことにここまでは「リーク通り」にことが運んでいます。

そして今後も”予定通り”であるならば、2024年には「850馬力、5.5リッター V8ツインターボエンジン搭載のZR1」、2025年には「1,000馬力オーバー、5.5リッターV8 ツインターボ＋ハイブリッドのZORA」が登場することになるものと思われますが、今回はZR1ではないかと思われるプロトタイプが一般人によって目撃され、動画におさめられることに。

新型コルベットZR1は後輪駆動最強モデルに

そしてこの新型コルベットZR1はZ06の上に位置するモデルであり、Z06に積まれる5.5リッターV8エンジン（フラットプレーンクランク採用 / 自然吸気）をツインターボにて加給することで680馬力から850馬力へと出力向上を果たすと見られています。

実際のところ、今回の動画を見るに、走行する際のサウンドは（コルベット・スティングレイやコルベットE-Rayに積まれる）プッシュロッド式6.2リッターV8とはまた異なるサウンドであり、その獰猛な雄叫びはやはりフラットプレーンクランク採用だと考えていいかもしれません（ただし低速での走行なのでターボチャージャーの吸気音は聞こえないように思う）。

ちなみにですが、最近のウワサだと、このコルベットZR1は「5.5リッターV8ツインターボ」ではなく「5.5リッターV8（自然吸気）＋ハイブリッド」つまりE-Rayのエンジン違いになるという説もあるようですが、ZR1の性質を考慮するに「重量が増えるハイブリッド」ではなく、当初の予定通りZ06の5.5リッターV8をツインターボ化することになるだろうとも考えています（そのほうがE-Ray、後に登場するZORAとの差別化を図りやすい）。

一方、ZR1のあとに登場するであろうZORAについては「ZR1をハイブリッド4WD化する」ことになるものと思われますが、ここで整理してみると、コルベットのエンジンラインアップはこんな感じです。

つまりエンジンとしては6.2リッターV8と5.5リッターフラットプレーンクランクV8とがあり、さらに5.5リッターフラットプレーンクランクV8にはツインターボ版が存在するということになりますが、これを見るとコルベットZORAは「全部入り」ということがわかるかと思います。

そしてコルベットZR1に話をもどすと、まだまだその詳細はもちろん全容はわかっておらず、今回目撃された車両もごらんのとおり「厳重にカモフラージュがなされた」状態です。

そしてこれまでの例を見るに、いずれのコルベットのバリエーションもそれぞれ独自のバリエーションを持っており、「個性」が強調されており、そのパワートレインの選択肢とあわせて「いずれのコルベットにも積極的に購入する理由」が与えられているように思います（つまりはどれが上でどれが下という感じではない）。

よってコルベットZR1にも専用の外観が与えられることになるのは間違いないだろうと考えていますが、なによりも期待がかかるのはそのパフォーマンスであり、ランボルギーニやフェラーリ、マクラーレンに匹敵する、もしくはそれ以上の運動性能を誇ることになるかもしれませんね。

新型コルベットZR1のプロトタイプを一般人が撮影した動画はこちら

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参照：Frim Autos, Road & Track