フォードがニュルへとマスタングGTDを持ち込み過激にプッシュ。このルックス、そしてサウンドはとうてい市販車とは思えないな・・・【動画】

｜　マスタングGTDには数少ない「フロントエンジン車での7分切り」に期待がかかる　｜

そしてマスタングGTDにはそれだけの資質があると考えていいだろう

さて、フォードは「史上最強のマスタング」、マスタングGTDを発表していますが、2025年のデリバリーに向け様々な情報を公開している状態です。

そして今回、フォードが2台のマスタングGTDをニュルブルクリンクへと持ち込んで走らせる様子がスパイビデオとして公開されており、その速度と轟音が凄まじいとして話題となっています（とくに高速セクションでは動画越しにでもそのスピードの高さがありありとわかる）。

マスタングGTDのテールパイプには「謎デバイス」も

なお、YouTubeにアップされたスパイビデオを見ると、テールパイプには四角い箱のようなもの、そして細いパイプを確認できますが、これは「サウンドを小さく抑えるためのデバイス」だと思われます。

というのもニュルブルクリンクはサーキットといえども「騒音規制」を持つためで、一定の音量を超えてしまうと走行を禁じられるからですが、この装置を装着していてもかなりな音量を出しているようなので、これがない状態のエキゾーストサウンドは「推して知るべし」。

このマスタングGTDに積まれるエンジン（5.2リッター・スーパーチャージャーつきV8）は800馬力を発生し、サスペンションにはインボード式を採用していますが、これらに加えて過激なエクステリアを見るにつけ「これが市販車とは思えないほど（一方、インテリアはパフォーマンスに見合わない普通さだという指摘を受けている）」。

なお、この個体は今年のグッドウッド フェスティバル オブ スピードにてヒルクライム イベントを走った個体のようで、（同イベントの）ステッカーを今も貼っており、しかしネイキッドカーボンのように見えるあたらしいトランク リッドを装着しています。

今回フォードがニュルブルクリンクにてどういった目的をもって2台のマスタングGTDを走らせていたのかは不明ではありますが（貸し切りではないのでタイムアタックではないのことは間違いない）、開発が完了した後には「市販スペック」をもって正式にアタックを行い、フロントエンジン車としては非常に数少ない「7分切り」を達成することとなるかもしれませんね。

フォード・マスタングGTDがニュルブルクリンクを轟音とともに走る動画はこちら

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参照：CarSpyMedia（YouTube）